東大一直線 小林よしのり

おぼっちゃまくんの小林先生によるデビュー作です。

内容は小林先生といえばのギャグマンガとなっており
すごい馬鹿の主人公が東大を目指して奮闘するという作品です
当時のジャンプではかなり人気をはくし
こち亀ともコラボしたりしております。

この作品ですが小林先生が大学を卒業とともに
すぐデビューした作品ということもあり非常に絵が下手です。
同先生の代表作のゴーマニズム宣言でかかれておりましたが
学生の頃からマンガをずっと書いてきたとのことですが
とてもそうとは思えないほどのできばえです
ちなみに小林先生デビュー当時はスクリーントーンも知らなかったということで・・・・

ただ、やはり多くのヒット作を生み出した天才のデビュー作だけあって
非常に勢いがあり、かなり笑わせてもらえます
ギャグばっかり遣るかと思いきや
急に社会風刺を行ったり
ラストでは友人が自殺してしまったりと
一筋縄ではいかない作品です

ちなみにこの作品が出た当時はベビーブームの世代の受験で
今とは比べ物にならないほどの競争率だったと伺います。
なので今読むと若干完成がずれるかと思いますが
読んでしまうとその勢いに圧倒されることでしょう。

ただ現在だとこの作品を手に入れること自体が難しいです・・・
小林先生、もっと電子書籍に力を入れてください

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