金剛番長 鈴木 央

典型的なバトルマンガです

番長同士の熱いバトルを繰り広げます

熱いキャラ設定、熱い展開
少年マンガのテンプレートのようなマンガです

このマンガの一番の魅力は
やはりキャラクターの熱さにあるでしょう
間違いなく少年漫画が好きであれば
絶対にはまるはずです

ひとつ残念だったのは主人公の決め台詞が
ちょっと残念でした
「そいつはスジが通らねえな」
はいいのですが
「知ったことか」
はそれを定着させなくても・・・・
と感じました
1巻はまだ金剛番長のキャラ設定が固まってない段階が
色々名言が飛び出します
こっちをキメ台詞にしてくれればなあ
といった名言があふれてます

他のキャラクターもキメ台詞が様々あるのですが
そちらは安定しています
「あの世は年中無休なり」
「正々堂々卑怯をやらせてもらうよ」
「正義を実行します」

とにかくどのキャラクターも魅力的です
単行本も全12巻と極端なインフレは最終巻ぐらいですんでいます

王道のバトルマンガだと大体キャラクターがキン肉マンにあてはめられる法則があります
MR.NO2もその趣旨の企画です

いくつかのキャラクターで例を出すと

金剛 → キン肉マン
居合 → ロビンマスク
卑怯 → ラーメンマン
機械 → ウォーズマン
王狼 → バッファローマン

実は最初はこのマンガもMR.NO2で扱おうと思ったのですが
上にあるとおりテリーマンのポジションのキャラが存在しません
ちゃんと強いキャラは見せ場が用意されているので
好きになったキャラクターがぞんざいに扱われないので
その点も安心して読める点だと思います

ちなみに私の好きな射撃番長はやられ役でしたがヽ(;´Д`)ノ