未来人サイジョー 2 首都青雲編 いましろ たかし

60代の老人が自分が生まれる前後の年にタイムスリップするという非常にレアなタイムスリップ物の第二巻です、

作者の年齢も考えると、本人の人生を元に作製されているでろうため、時代背景がリアルさをにじませ非常に世界観がリアルとなっています。現在の人気漫画を露骨にパクって先取を狙うが、そこまで大ヒットにさせず、ほどほどで終わらせるところが作者の小市民的な人柄を伺わせます。

この巻では、漫画という部分よりは性処理という部分に焦点があてられ、かっこいい出会いを求めるものも、結局ソープに落ち着かせるところがなんともリアルなダメ青春が描かれているとことろも好感が持てます。

こんなタイムスリップ物があってもいいじゃないかという作品です。

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