オムニバス形式で最後にあっと驚くミステリ作品となります。
この巻で掲載されているのは、リモート飲み会、精子提供とおまけでのソロキャンの話が掲載されています。
リモート飲み会については、話としてまとまっているのものの、序盤でのヒントになる部分が出てくる部分で違和感を感じさせる部分が、漫画では伝わりにくく、最後の落ちをも見てもピンとこなかった部分が残念でした、おそらく実写ドラマになるとその部分が非常に良くなるのではと、リモート飲み会あるあるの違和感を漫画で伝えるのは限界があるなと・・・・
精子提供については、トリックとして非常に面白い話なのですが、出てくる人物の心情とくに子供の心情が淡泊すぎて、物語の盛り上がりに欠けました、親をそこまで探しもとめる追及力があるのに、見つけた後の感動みたいなものもなく、いったい何のために探したのやらと、メイントリックの部分以外がおろそかになっているのが、残念でした。
1巻に比べると物足りなさを感じる2巻です、オムニバス形式なので、この巻を飛ばすのも一つの選択かと。