大蛇に嫁いだ娘 5 フシアシクモ

タイトルまんまで、山の神としてあがめられている大蛇にというだ人間との愛憎物語です。

この巻では、前の巻で生まれた、大蛇と見世の子供の話が中心になります。
子供の姿は、片方は蛇、片方は人間で、考え方、性格がかなり異なった二人に描かれていて、その対比が楽しめます。
人間に溶け込みたくない、人間の形をした娘と、蛇の形絵をしているが人間と仲良くなりたい息子、人間から拒絶を受け、右往左往する二人、わかりやすい対比になっていますが、話はシンプルに進んでいくので、どの人も受け入れやすい話になっているかと思います。

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