エスパー魔美 6 藤子・F・不二雄

ドラえもんで有名な藤子先生代表作のひとつ、超能力美少女を描いた1話完結型の少し不思議な話です。主人公の魔美の可愛さもさることながら、1話1話が起承転結がはっきりしており、非常にわかりやすい話です。ただ子供向けの作品のため、そこまで重みのある話は少ないです。

そんな中で、この巻で一番気になった話は、「ここほれフヤンフヤン」不動産会社に騙されて欠陥住宅をつかまされるが、その土地に財宝が発掘され何とか解決という話だ。
別の記事で書いたが私も家を買う時に悪徳不動産屋に騙されかなり手痛い目にあった、この漫画である通り、向こうが悪かったとしても簡単に解決できるものではない、こういった話は30年前からあるにもかかわらず、消費者を保護される仕組みはいまだに進化していない・・・・、前の巻の捨て犬問題は改善傾向にあるのに、不動産問題は解決傾向に動いていない、犬の命より、人の家の方がおろそかにされているのはなんとも悲しい話だ。

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