最終フェイス 小林よしのり

おぼっちゃまくんで有名な小林よしのり先生のギャグマンガです

ストーリーは大女優の家に生まれ将来女優として生きていくことを
志す主人公一条カレン、彼女は母親から女優魂は受け継いでいたが
その顔は父親似の究極のブスだったのだ
しかし、ブスの主人公は自分をブスとおもっておらず
自分を世界一の美人と思い込んでおり
その強い精神で周りを巻きこんで大女優をめざしていく

ギャグの天才小林先生の名に恥じない勢いのあるギャグセンス光る作品で
特にこの作品で注目されるのは
ヒロインのブスに対して周りが容赦なくブスであることせめたてます
特に印象深いシーンとしては
ヒロインがTVCMに出た際の一般視聴者のコメントで
「あんな非常識な顔放送するな」
というような、これ講義こないのかというようなコメント満載です。

そういった勢いのあるギャグなのなかで
この作品の本当のテーマは究極の美です

昔のTVは少数の選ばれたアイドル、女優のみが生残れていましたが
連載当時はTVタレントが急増しTVに出ている美人のレベルはかなりの幅がでました
そういった中途半端な美が賞賛されていることへの警鐘
その時代を小林先生らしいギャグでぶった切りです
現在ではほとんど手に入らないですが
もし手に入る機会があれば是非読んでみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です