TOKYOTRIBE3 井上三太

TOKYOTRIBE2の続編となる三作目です

前作と同じく架空の街でTRIBE同士の抗争が行われる青春群像劇ですが
前作のバトル中心ではなく音楽中心の内容となっています。

序盤の展開が明らかに詰め込みすぎでスローになってしまったため
残念ながら途中から明らかに打ち切りで話は急展開しますが
2とは違った味で非常に楽しめる作品です。

2が楽しめた方にはお勧めです。

TOKYOTRIBE2 井上三太

TOKYOTRIBEの続編に当たる話です。

前作にくらべて格段に絵がうまくなって、話もまとまっていますが
あくまで前作に対してで世間一般のマンガからはそこまでうまくはありません

ストーリーはTRIVEと呼ばれる不良グループの抗争を描いた作品です。
舞台はそのままあきらかに東京の街で風景もそのまま東京なのですが
トーキョーという架空都市という設定でおこなわれています。
主人公の海と無二の親友のメラの二人を中心にトーキョーの街が争いの飲み込まれていきます。

若者の青春、若者のドロドロとした鬱憤が非常に生生しく描かれています。

またTOKYOTRIBEを読まないでも楽しめます
というよりほとんど1とからみがありません、共通点は街の基本設定ぐらいです。

ちなみにTOKYOTRIBEの実写映画がありましたが
そちらは2を主に流用しておりますがほとんど別物と思ってみて下さい。
映画はかなりバカ映画ですが、のりがいいだけの作品なので
マンガよりは映画を先に見たほうが楽しめると思います。

 

全12巻で読み応えがあります。

TOKYOTRIBE 井上三太

現在も前線で漫画家を続けている井上先生のデビュー作です。

お世辞にも絵は上手とはいえませんし、
正直読者に何を伝えたいのかわからない滅茶苦茶な話
ですが、すごいパワーが伝わってくる作品です。

登場人物たちは、己の欲望のままに人を殺し、犯し、傷つけていきます
特に何か救いや教訓がるわけでありません、
ただただ話が進んでいきます。

ちゃんとしたマンガでは物足りなくなったらお勧めです

アマゾンで2と混ざりそうになりますが、この本は全一巻です。

鉄鍋のジャン! 西条真二

西条真二先生の出世作である作品です。

一言で言えば料理マンガなのですが一般的な料理マンガとはかなり差があります。
何が違うかといえば一般的な料理マンガは大体主人公サイドが
料理は愛情、真心、やさしさといったきれいな言葉でお客様第一いうものが一般的かと思いますが

この作品は主人公が「料理は勝負」と客にも周りの料理人も片っ端から喧嘩を吹っかけます。
というより、主人公だけでなく、出てくるキャラクターほぼ全員が優しい人がいません・・・・

ちなみにコミック限定のラストシーンは(雑誌掲載時はなし)こちらの予想を上回るものでした。

普通の料理マンガで物足りないかにお勧めです。

東京喰種 石田スイ

グールと呼ばれる人と姿形は一緒だが
人を食べて生きている生物が存在する東京で
ある日グールになってしまった大学生が葛藤しながら生きていく
バトルものマンガとなります

各キャラクターは素朴でリアルなキャラから
かなりエキセントリックなキャラまでさまざまです
話自体はありがちな話ですが、キャラクターの魅力がかなりたかく
14巻で話しはあまり進みませんが
かなり読み応えのある作品です。

東遊記 シタラマサコ

西遊記のパロディ作品で
三流法師というくず人間が、どうしようもない半妖の仲間と共に
冒険っぽいことをする話です

ちなみにお供は無理にサル、カッパ、豚にはなっていません

あまりお勧めできません

ちなみにサンデーでも同名タイトルがありましたが
そちらは正統派な少年漫画でした

テラフォーマーズ 橘賢一

火星開発(テラフォーミング)を行おうと
ゴキブリとコケを火星に充満させある程度繁殖させたところで
火星開発に乗り出しのたのですが
そこで待ちかまえていたのは進化したゴキブリたち
火星開発に備え昆虫の力を備えた主人公たちが
進化したゴキブリと戦っていくという話なので
設定だけでもオカワリ三倍いけそうな設定ですが
ピークは1巻です・・・・

どちらかというとこのマンガの魅力は進化したゴキブリとギリギリの戦いをするという
エイリアン的な話が魅力的なのですが
2巻以降は多数のキャラがインフレ的に出てきて片っ端から死んでいき
どんどんドキドキ感がなくなっていきます。

バトルマンガ好きの人は後半がお勧めですが
それ以外の方には1巻でやめておくことをお勧めします。

1巻だけは万人にお勧めです。

ちーちゃんはちょっと足りない 安部共実

2015年のこのマンガがすごいのオンナ編の第一位を受賞した作品です。

簡単にストーリーを説明すると
タイトルのとおり頭の弱い千恵というオンナの子の日常を描いた作品です。

読み始めてしばらくは、まただまされたと思いましたが
後半かなり盛り上がりがあり1位はちょっと盛りすぎなところもありますが
全1巻でそれなりに楽しめる作品となりました

頭が悪いというのがどういうことかを考えさせられる作品でした

 

超機動員ヴァンダー 桂正和

数々の名作を生んだ桂先生初期の頃の作品です

やはり今読むとセンスが古く、かなり古典的な作品です
パンチラ、ヒーロー
ウイングマンでもあった組み合わせです。

キャラクターのタイプも昔のまんがではよくあったキャラクターです。

ラストはエキセントリックです。

van

悪魔の食卓 myun

pixivで連載されたていた作品で
ジャンルを説明するのにむずかしい作品です
pixiv掲載時と本で大分内容が修正されているそうですが
このレビューはpixiv番をよんでない人が書いています

私がこちらを買うきっかけになったのは帯に
このマンガがすごいの大賞と記載があって信じてかったのですが
かったことを後悔するレベルの作品でした

ほめるところがないだけでなく、けなす部分もないので
なぜ、こういった毒にもクスリにもならない作品が本当に大賞だったのか
審査員のセンスをうたがってしまいます

とりあえず一言あるとすると賞に惑わされるなということでしょうか

時坂さんは僕と地球に厳しすぎる 田中ほさな

コードネームはBFの乱飛乱外の田中先生の最新作です
かなり設定のぶっ飛んだラブコメ作品です

タイトルのつけ方、話しの設定などを見る限りですと
流行のラノベ作品に対抗して作った作品のようで

無駄に長いタイトル
ぶっ飛んだ設定
頭のおかしいヒロイン
ヤレヤレ系主人公

とラノベのテンプレートのような作品ですが
正直言って田中先生の作風と明らかにあっておらず

わずか四巻で打ち切りとなっております
田中先生のファンを除き購入はおすすめできません

奴隷区 僕と23人の奴隷 オオイシヒロト

岡田伸一先生の原作小説蟻の漫画化です
現在よくある知能バトルモノの漫画です

設定はSCMとよばれる器具を付け何らかの勝負で戦い
相手を倒す相手に奴隷にできるという設定でバトルが続きます

プラスタイトルの奴隷という言葉にあるように
性的、精神的に相手を服従させることに重きを置いた作品です

通常の知能バトルで満足いかなくなった方にお勧めです

だめんずうぉーかー 倉田真由美

タイトルの通りだめんず(どうしようもない男)の体験記マンガです。

作者自身の体験談、周りの有人、読者応募など幅広いかたが
過去に付きあったダメンズが紹介されていきます。

一見クズ男の紹介だけのマンガに思えるかもしれませんが
付き合っている女性の駄目さかげんも扱われています

コレをよんでいると、結局イケメン、金持ちじゃないといい女とつきあえないのかーと思ってしまいますが、
結構現実的観点でぶっちゃけベースで取り扱われているので
男性、女性経験が多い方は読んでいて面白いとおもいます。

童貞はクソしてねてろ

テルマエ・ロマエ ヤマザキマリ

映画化もされ知名度抜群のマンガでなので大体の人は
ストーリーを知っていると思いますが一応説明しますと
古代ローマのお風呂技師が現在にタイムスリップし
現在のお風呂技術にふれる話しです。

やはりタイムスリップものはだいたい面白いくなるのですが
その際に漫画の面白さを左右するのは時代歴史考証を正確に表現できるかということです
その点においてこの漫画は非常に優秀で、歴史背景、文化背景を非常にうまく表現しています
画力においても非常に優秀でブームになったのが納得の作品です

全7巻なのでそろえるのもたやすいですし
ブームになりすぎたので古本屋ではありあまっているので
古本屋購入推奨です。

東京闇虫パンドラ 本田優貴

東京闇虫の続編です。

続編といっても主人公がかわり雰囲気が多少かわっています。

前回はなにもない主人公でしたが
今回はサラーリーマンの主人公でなんとも面白い空気になっています。

全作がすきだったサラリーマンの方は相当楽しめると思いますのでどうぞ