ジャンプ

先日キン肉マンが載っていたので、久しぶりにジャンプを購入しました。

ちょうどワンピースも休載していたということもあり
わかる漫画がほぼありませんでした
それでもせっかく買ったので、読んでみたところ
少しも話が分からないものばかり・・・・・
そればかりか、ほとんどおんなじジャンル・・・・
さらに言うと、絵柄もほとんど一緒・・・・・・

現在ジャンプは年々売り上げが下がっているというが納得である
私のような変りものを除けば、
どの漫画雑誌もいうれ読者が離れていくのは宿命である
それは、雑誌の質という問題でなく、趣味趣向の話である
ほとんどの人間は10年も生きていれば趣味趣向が変わっていくものである
仮に漫画が好きであったしても、
好きなジャンルや作風は変わっていくものである
なので、週刊雑誌というものは、まったく知らない人が読んでも
入り込んでいくように雑誌を作るでべきである。

それ対して今のジャンプは、それができていない
連続で読んでいなければ理解できない、引き込めない作品ばかりである
続きものの作品であっても、その一話の中に起承転結をいれなければならない
しかしそれができている作品はほぼなかったように思われる
少なくとも、半分はこれができているべきである
少なくともファンが固まっていない新人は絶対に必須だ

さらに絵柄、現在では多くの漫画家がデジタル化をしている
そして各ツールが進化しており、現在多くの漫画家は
背景を写真でとって取り込みをしている、
ひどい時は、キャラクターの絵もほとんど取り込んでいる
それ自体は全く悪いことではないのだが、
デジタルから取り込んだものと、アナログで書いているものが
うまく融合できていないのだ
人によっては基本画力がないのに、背景だけデジタルを使っているので
絵柄が一つの漫画のなかでちぐはぐになってしまい
非常にごちゃごちゃして読みにくい漫画になってしまう
あれだったら、背景がないほうがましなレベルである

とジャンプの質が大幅に下がってしまっている・・・・
昔私はジャンプが大好きだった
小さい頃は毎週ジャンプを買うことができなかったが
それでもたまにジャンプを読んだときはワクワクしながら
端から端まで読んだものである
おそらく今のジャンプを子供の時の私に渡しても喜ばないだろう

このままの勢いで続けるのであれば、
もう「少年」という言葉は外したほうがいいだろう
むしろ、ジャンプ事態のブランドを捨ててしまったほうがいいだろう
このまま続けても昔の栄光に泥を塗るばかりである

まだまだ、世には面白いマンガがあふれている。
変わったのは、漫画でなく世の中だけだ
この世の中に乗っかる商売も大事だが
面白い漫画雑誌をを是非作り続けてほしいものである