恨まれ屋 楠本哲

恋愛、浮気、リストラ、犯罪、クレーム、失った夢、暴力、逆恨み
などといった人々の恨みを変わりに晴らす会社TIE
その会社の日々を描いた作品となります。

この手の舞台の作品ですとかなりダークな雰囲気が基本となり
どろどろした裏社会を扱うグロい作品を想像される方が多いかと思いますが
この作品はそういった作品とは180度異なります。

本作品ではこのTIEに入った新入社員が
ひたすらまっすぐに恨みと向き合い
依頼者の心の闇を晴らすべく必死にいきる熱血人情マンガとなります。

また、こういった作品ではよくある方向としては
恨みの原因をつぶすために暴力を振るったり、社会的制裁を与える展開が多いですが
この作品では人の恨みは簡単に消えることはないというのが根っこにあり
恨みを消すのではなく、依頼人の変わりに恨みを受ける
もしくは恨みを別の方向に向けさせるといった解決方法がメインとなります。

恨みや本舗とは類似ですが、間逆の作品です。

怨み屋本舗 栗原正尚

人の晴らせぬ恨みを代わりにはらす
恨みや本舗という組織を描いた作品です

犯罪被害者、隣人トラブル、恋愛トラブル、会社トラブル
日常に潜むさまざまなトラブルを依頼人に代わって恨みを晴らす爽快な作品となります。

時事ネタもふんだんに取り入れており
詐欺講座等もあるので、参考になる作品です。

また事務所のメンバーもあまり数はいませんが
それぞれ個性豊かで作品を彩ります。

日常の鬱憤がたまってる方には是非お勧めのマンガです。

特許の雑学

以前にもやりましたが本日は発明の日です
ですので特許にまつわる雑学を

東京特許許可局は存在しない

結構有名な雑学ですが
早口言葉で有名な東京特許許可局は存在しません
特許を出願する際は特許庁への申請が必要になります。
一応特許庁は東京の霞ヶ関にありますが
東京特許許可局という名前になったことは一度もありません

マンホール 筒井 哲也

リセット、予告犯で取り扱った筒井先生の作品です。

突然街中に現れた全裸の男
その全裸の男は過去性犯罪を犯しており
なぜ再度そのような行為に及んだのかの謎に迫っていきます

犯罪の罪と罰をテーマに、大きな犯罪の謎を
新米婦警とベテラン警官のでこぼこコンビが事件解決にあたります。

筒井先生好きは迷わず買いでいい作品です。

予告犯 筒井哲也

リセットでも扱った筒井先生によるサスペンス作品です。

新聞紙をかぶったなぞの男による
犯罪者のリンチ事件その謎を解き明かしていく物語となります。

風刺的な内容をこめつつ
犯人の大いなる目的がの解き明かされていいきますが
最後の目的は非常に驚かされます
ミステリー、サスペンス好きには納得のいく作品かと思います。

 

ナムジ大國主 安彦良和

ガンダムで有名な安彦先生による歴史物です

舞台になっているのは日本最古の歴史書籍である「古事記」の時代です。
大河ドラマ等でもほとんど扱われることのない
日本初期の世界をリアルかつドラマチックに描かれています。

歴史物といってもすごい昔の話なので歴史的なものより
人間関係のほうがメインとなります。

戦国時代や江戸時代の歴史もの飽きた方は是非お試しを

焔の眼 押切蓮介

第二次世界大戦時の日本を舞台にした作品です。
架空の国家ショルゴールに敗戦してしまった日本
敗戦国である日本はショルゴールにより奴隷同然の扱いをうけている
そこで育った少女と最強の格闘家の物語となります。

この押切先生の作品に共通することですが
人間のくずを書くのが非常に優れています

敗戦国という周りどこを見渡しても心休まることのない世界でさらに上下関係を作り
内輪もめを繰り返し、悲惨な世界

かたや勝利国のショルゴールでも貧富の差があり
そこでも行われる醜い人間模様

人間本能むき出しの世界が味わえる名作です。
5巻で完結するため非常に読みやすく、話もきれいにまとまっています。

せっかち伯爵と時間どろぼう 久米田康治

俺たちの久米田先生が帰ってきた
久米田先生といえば近年では
「絶望先生」、ちょっとさかのぼって「かってに改造」が有名ですが
その原点は「南国アイスホッケー部」にあり
南国アイスホッケー部の時も書きましたが
もともとはシモネタをメインとするギャグマンガ家でした
本人はそのことをコンプレックスを抱いていたようで
後々シモネタを離脱したギャグマンガで
アルアルネタを連発するような作風に安定していきましたが
今回の「せっかち伯爵と時間どろぼう」では
その封印をときシモネタ大爆発のとなります。

ストーリーはサンジェルマンという時間を自由に移動できる四次元種
と呼ばれる新人類との生活を扱ったコメディマンガです。

ここ近年で培った作風とシモネタの融合により
久米田先生のファンなら絶対に買いの作品ではありますが
ここ近年では一番短い6巻で終了という悲しい結果になってしまいました

おそらく今後、久米田先生は二度とシモネタにてを出さないと思いますので
シモネタの久米田先生が読みたい方は絶対買いの一冊です。

 

 

学園革命伝ミツルギ 行徒

この物語は、少子化に伴う高校の統廃合が進む中息の残りをかけ、大胆な学園改革によって生徒増加に挑む、波亜怒雲高校(ぱーどぅんこうこう)生徒会にの戦いと書いた青春巨編である。

とコミックの表紙に書いてありますが
その設定で行う学園ギャグマンガです

結構ネガティブネタが多く
かつかなり1コマに文字数が多く苦手な方は苦手です
背表紙をみて気にいったら買いでOKです

ちなみに2巻以降はなぞのオープニング企画があり
中二病気質なかたにもお勧めです。

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JRの雑学

4月1日は国鉄よりJRに変更した日です
なので本日はJRに関する雑学を

JRは遠回りしても最短の料金でのれる

120円の旅という有名な雑学です
JRでは大都市近郊にかぎり同じ駅を2度通らなければ
(一筆書きの要領)
乗車料金は最短の金額で問題ないルールになっています。

例えば山手線で隣の駅に行くのに逆周りをしても同じ料金ということです。