デビルエクスタシー 押見 修造

今回もほとんどエロマンガです
悪魔と人間の恋の物語

エロの部分もそれなり見ごたえありますが
男はエロとエロじゃない部分でできているということが
メッセージとしてこめられているように思います

何言ってるかわからないと思うけど
読めばわかる

つーか4巻続いてるけど中身は結構薄いです

小類人 荻野 真

孔雀王の荻野先生による作品です

人間に混じって人間に近い特殊能力をもった生命体同士が
戦いを繰る広げます
途中まではバトルメインのようなマンガですが
途中からその存在の謎を解いていく話になっていきます

ラストはいくつかの謎を残したまま終わっていきますが

その課程のストーリーはバトルあり、シリアスあり、エロありと
読み応えのある物語になっています

序盤は1話完結型で設定もまとまっていないので
後半矛盾が生じるときもありますが
そこは途中転換したときにどのマンガもお約束なので目をつぶりましょう

忠犬ディディー 古賀 亮一

連載当時はエロマンガ誌に掲載されていましたが
エロ無しのほのぼのギャグマンガです

キャラクターは桃太郎をモチーフにしており
犬、猿、雉、が出てきます。

格キャラクターが独特のテンポを持っており
毎回話がめちゃくちゃですが
1話完結のギャグマンガなので
キャラクターが段々増えていくこと以外は
大して話が広がりません

この本にちょっとした短編ギャグも載っていますが
ディディーだけで十分楽しめると思います

ついでにとんちんかん えんど コイチ

「とんちんかん」という怪盗グループのギャグマンガです
前半だけなのですが・・・
後半はかなり時事ネタが多いです、怪盗ネタはほとんどなくなります

時事ネタを多く使ったギャグマンガですので、
正直今読み直すと面白いというより懐かしいと感じてしまいます。

少なくとも70年代後半生まれ以上の人でないと
読むのはお勧めできません

個別のギャグも今読むと古臭く感じてしまうものが多いです

D-LIVE!! 皆川 亮二

様々な大作を生み出した
皆川良治先生ドライブアクションマンガです

主人公はどんな仕事でも請け負う派遣会社ACEに所属し
どんな乗り物でも瞬時に乗りこなす天才ドライバー
ここまではよくあるマンガの設定ですが
このマンガの最大の魅力は
その乗り物のチョイス

普通であればバイク、車、ジェット機といった
有名な乗り物ばかりを取り扱うでしょう
当然このマンガでも車、バイク、ジェット機を取り扱う話は多いですが
それ以上に異質な乗り物を無数に扱っています

一番最初の乗り物もマリンジェット
その後も電車、モノレール、ジャンボジェット、潜水艦
スノーモービル、小型ヘリ、タンカー、ロボット
あまり派手さのない乗り物でも魅力的なドラマ
迫力のアクションシーンが描かれています

又、車もよく扱うのですが
ロールスロイスのようなアクション向きでない車
アクアダのような最先端の水陸両用車
のような変り種を扱ったり

数少ないのレースの話でもマイナーな
マン島のサイドカーレースをチョイスしたりしています

もちろんジェット機のドッグファイト、
バイク、車での激しいスタントも普通にあります
又最後のシリーズで出てくる世界最大の乗り物はすごい迫力です

又、主人公以外にも同じ会社で働く
メカニック、諜報員、軍人や
同じ学校に通う友人
そして主人公を育てた師匠と
魅力あふれるキャラクターたちが物語を盛り上げます

私の一番のお気に入りはクレーバーオウルです

さすがにスペースシャトルの話はありませんよ

DAN DOH!! 坂田 信弘 万乗 大智

ゴルフをテーマにしたスポーツマンガです
ゴルフの指導で有名な鬼の坂田が監修していることもあり

子供の無限の可能性がテーマになっており
大人と子供のふれあいが非常におもしろいです
大人から教わる子供
そしてその子供から教わる大人
子供のさまざまな可能性

ゴルフ自体も自然と自分との闘いがまざまざと書かれており
肉体、技術鍛錬に関しても細かく書かれていますが、
それよりも精神的な部分、自然の描写が重視されており
ゴルフをやっている方もゴルフを知らない方も楽しめるマンガです。

ただ長期連載なので主人公のキャラが序盤と終盤で大きく異なります

特に続編として
DAN DOH!!Xi
 
DAN DOH!!ネクストジェネレーション
がありますが
スポーツマンガ特有のインフレしすぎているので
あまりお勧めはできません

 

七夕の国 岩明 均

マンガ好きなら誰しもが考える
もし自分に超能力が使えたら・・・・

未来予知ができたら大金持ち
透明人間になったら悪戯しほうだい
瞬間移動ができたら超便利

など色々考えたかもしれないですが

じゃあカメハメ波が使えたら
幼い頃なら喧嘩で負け無しと考えるかもしれませんが
大人になって考えれば
実際使い道ってほとんどないかと思います
威力にもよるかもしれませんが
結構使えないですね

さて本題のこのマンガですが
大学生の主人公が幼い頃から使えた超能力が
その謎とともに能力が覚醒していきます

少年漫画であればバトル展開にいくんでしょう
ですがこのマンガのターゲットは大人
能力があったからといって意外に使い道がないことを見せ付けられます

又能力の開花にあい主人公の内面の成長もかかれていますが

学生→社会人

といったレベルの成長でしかありません

ですが大人ならわかりますが
それは大体の人にとって大きな成長になります
それを実感できない人が読んでも
面白いマンガではないですが

大人のかたならきっと面白いでしょう

大好王 ダイスキング 道元 宗紀

珍しいハンドボールを題材にしたマンガです
恋愛+スポーツ
の王道マンガで、キャラクターも個性があるのですが
残念ながらこの人のマンガことごとく打ち切られていきます
ほかにも多くの打ち切りマンガがあります

マンガ自体はそれなりの完成度があるので
おそらくこの人ジャンプと愛称が悪いのでしょう

このマンガは絵もまだ発展途上ですので
ちょっと安定はしないですし、打ち切りのため
話もスッキリ解決しませんが

それなりの読み応えはあります

TOKYO女神’S 赤羽 シュン

デリバリーヘルス「ニケの女神’S」
そこはあなたの心と体を癒してくれる最高の女神たちと
強面だが
心優しいオーナーのいる店・・・・・・

ある意味これが話の全てなのですが
1話完結型の簡単に言うとデリヘルを舞台にしたちょっといい話です

読んだ後はデリヘルをよびたく心癒されることでしょう

なんだかんだで日本人はこの手の話のパターンに弱いですね

大棟梁 西条真二

男だったら自分の城家を持って
一国一城の主にあこがれるものです
このご時勢でそれがかなわぬのなら自分で立てよう
というマンガではなく
大工のマンガです

大工がテーマというとどんなマンガになるのか
想像しがたいと思います
又、家を建てる工程のなかで
大工が全てを行うわけではなく
実際には色々な業者と協力しながらひとつの家がたつのです

というぱっと思いつく疑問がマンガのなかで特に解決されません(T-T)

最後までどんなマンガに持ってくか右往左往したまま打ち切りとなります
西条真二ファンにも進めるのをためらわれるマンガです

 

どろろ梵 道家 大輔 手塚 治虫 

ご存知手塚治虫先生の名作「どろろ」の続編(?)です
原作どろろといえば未完で終わっているマンガですが
ちょっと前に映画になったり、ゲームになったりと
人気は相変わらずです

又このマンガ以外にも「無限の住人」「魍魎戦記マダラ」など
多くのマンガに影響を残しています

そしてこのマンガですが
舞台を現代に移しどろろと百鬼丸の生まれ変わりが主人公になっています

先ほど書いたようにどろろは後世のマンガに
多くの影響を与えたマンガですが
(手塚マンガ全てがそうだが)
このマンガ自体が他のマンガ影響を大きく受けているように感じます

具体的にいうと「魍魎戦記マダラ」の影響を受けているように感じます

つまり

どろろ

魍魎戦記マダラ

どろろ梵

と影響の連鎖を作っています
※あくまで個人の感想です

ともあれ原作の流れを汲み
マンガとしてはちゃんとした完成度を持っているので
どろろが好きな人もがっかりせずに
読むことができるマンガにあがっています

天外君の華麗なる悩み 真倉 翔

昔のジャンプマンガの打ち切りです

とはいっても真倉先生はその後「地獄先生ぬーべー」が大ヒットしますが

上のAAだと昔のジャンプは打ち切りマンガばっかりだと

いってるように聞こえるかもしれませんが

最近のジャンプマンガだと打ち切りマンガ

作者のやりたいこととをやる

人気でない

無理にジャンプ展開

それでも人気でず打ち切り

このパターンが多いと思いますが

昔のジャンプは

作者のやりたいことをやる

人気が出ない

まとめの話をやって終わる

単純に無理なてこ入れ、ジャンプ展開がなかったように思います

なので、打ち切りマンガでも

最後までその人の作風が残っていて

印象にも残りやすいように思います

話がそれましたがこのマンガ

最初から最後までギャグマンガです

テーマは男の永遠の夢「モテル男」が主人公です

俺もこんなにもててみたい

「男ってのは硬派なんだよー」

 

ちなみに単行本だと

1巻では若い日の天外くん

2巻では未来の天外くんの話が読めます

プラス読みきりマンガ「ハッタリ4×4」が読めます

タキシード銀 松浦 聡彦

世間的に週間少年サンデーって評価低いよね
でもねサンデーには結構名作漫画が眠ってるんだよ
ジャンプなら10巻続けばけっこう名前が売れるけど
このタキシード銀は15巻も続いたけど
まったく知らない人多いんじゃないか

中身はラブコメなんだが設定がなかなかすごくて
事故死してしまった主人公が好きだった人に
気持ちを伝えようとするんだが
純愛的なノリでずっとやってくんだがギャグ満載
江川達也が師匠だけあって絵もにてるが
話の乗りはまったく違う

昔ながら純愛が読みたいならお勧め
江川達也を期待するなら止めとけ

 

伝説の頭 翔  刃森 尊 夏原 武

こんなブログタイトルにしているが
男だったら一度はトップにたってみてえ
伝説のヘッドになってみてえ
みたいな熱い人が読む漫画でなく

どちらかというと
珍走団マジうけるんですけどー
みたいな人が読む漫画

基本の話の流れは

トラブル

仲間がピンチ

翔切れる

根本はほとんど解決してないが、勢いでなんとかなる

感動

この流れの繰り返しです
勢いで一挙に解決するところを冷静に突っ込んでいくのが通の読み方です