素晴らしい世界 浅野 いにお

学生の青春物語がオムニバス形式でのっています

学生の方であれば読んで面白いかもしれませんが
社会に出た方はおそらく見ても面白くないでしょう

作風全体が子供視点で描かれていますので
大人が読むと結構きついです

みつどもえ 桜井 のりお

子供学級でも取り扱った桜井先生のギャグマンガです

序盤は子供学級の勢いを思い出させるマンガでしたが
段々とファン層が変わってきたのか
雑誌が変わってきたのか
作者が変わってきたのかはわかりませんが

萌え要素がどんどん大きくなってきます

萌が好きな人は5,6巻以降
ギャグが好きな人はそれ以前
両方好きな人は全部楽しんでください

後半も萌え要素が大きいとはいえギャグも面白いですよ

ちなみ現在は休載しています

SCRAMBLE!  柴田亜美

南国少年パプワくんで有名な柴田先生のマンガです

柴田先生のいつもの作風どおりで

ギャグマンガ

バトルモノ

急激なバトルインフレ

強引に終わらす

みたいな流れがわずか4巻の中で収束されています
柴田先生の作品が好きか
一度も読んだことがなければお勧めです

探偵綺譚‾石黒正数短編集‾ 石黒 正数

以前にやった短編集とは別の短編集です

前回は不思議の中の日常がテーマのような短編集ですが

今回は日常の中に不思議を混ぜるようなテイストになっています

探偵もの

胸チラ

刑事

ヒーローもの

一揆

修学旅行

パチスロ

又世にも奇妙な物語にも使われた

「スイッチ」

どれをとっても不思議の中のくだらなさがあふれています

ちなみにこのブログで一番人気あるのは

石黒正数先生の作品なので

今後扱っていこうかな

ウシハル ゴトウ ユキコ

なぜか飼ってる牛が巨乳のお姉さんに見えるようになってしまった主人公
その主人公のモンモンとした日々をエロく描いているマンガです

どちらかというと直接的エロではなく
フェチ的エロ要素の多いマンガです

いい年した大人にはお勧めできませんが
ほどほどのエロを求める方
ケモナー好きの方は買ってもいいのではないでしょうか

轟けっ!鉄骨くん 佐藤 マコト

サトラレで有名な佐藤先生によるギャグマンガです

人間の心をそのままコピーされた
人の心をもったロボット

これだけ書くと鉄腕アトムみたいな感動もの連想するかもしれませんが
非常にコミカルに描かれています

ロボットだから目の前で裸になってくれる女性
興奮するが、興奮の行き先がない主人公
ロボットだから~ マッシンだーからー♪

ミスター味っ子Ⅱ 寺沢 大介

将太の寿司、クイタンなど数々の料理マンガで有名な寺沢先生の作品です
こちらのマンガは寺沢先生の代表作ミスター味っ子の続編になります

よくある2世もののマンガなのですが
作者の成長が非常にでています

やはり子供の頃であれば料理マンガはおいしそうな料理が出てきて
料理は心みたいなことを言われれば納得していましたが

大人の視線になれば
おいしいもの=売り上げが高い
というわけではないし
売り上げが悪ければおいしい料理を出し続けることはできない

もちろん美味しいものはみんな大好きですが
あまり高いおいしい料理は一部の人意外は口にすることはない

海外と日本との徹底的な食文化の違い

こういった大人になると面白いテーマが書かれています

もちろんガチンコ料理対決は相変わらず健在ですので
そちらもたっぷり楽しむことができます

食戦記 中村 博文

このマンガを一言で言うと
お料理北斗の拳

私がこのマンガをかったのは
やたらamazonが進めてくるので買ったのですが
現在掲載紙も廃刊しており
中途半端に終わってるので
今から手を出そうとしている人は止めましょう

ちなみにたちが悪いことに意外に面白いマンガなので
続きが結構気になってしまうので
本当に買うのは止めましょう

男子高校生の日常 山内 泰延

タイトルのとおりよくある男子高校生の日常が描かれているギャグマンガです
ガンガンオンラインに掲載されているのでそちらを見てもらえれば
大体作風はわかると思います

しかし残念ながら一番面白い第四話も
オンライン上に掲載されてしまっているので
こちら以上に面白い話はほとんどないと思ってもらって大丈夫です
(多少はあるよ)

アオイホノオ 島本 和彦

島本先生の有名キャラホノオモエルの若き日の青春(?)物語です

将来マンガ家になる主人公の若き専門学校の時代の話です

このマンガですがフィクションであることを強調されています
このマンガの前身的マンガ「燃えよペン」のときからそうでしたが

明らかに作者がモデルになっていて
燃えよペンの時にはあとがきで
この話を書いたときの作者が具体的にこういったエピソードがあった
という話が書かれているのですが
今のところこのマンガではそういったところは描かれていません
だがあなたの経歴と一緒でしょうといいたくなる設定で書かれている

同期の生徒では有名な庵野 秀明が出てきたり
当時の連載マンガの作者の感想がそのまま書いてあったり

特に同じ小学館系の大物作者高橋留美子先生、あだち充先生などに関しては
ほめてるのか、けなしてるのかわからない描写でかかれています

単行本の帯にも両先生のコメントがあります
燃えよペンに比べれば正直面白くはありませんが
時代背景もかなりリアルに書かれているので
作者と同年代の人にはより面白く感じられるはずですので
現在40歳~50歳前後の人にはお勧めです

シグルイ 山口 貴由

悟空道の山口先生による本格侍マンガです
原作の時代小説もありとのことで

悟空道とはテイストがまったく異なります。

一般的に侍もののマンガであれば

YAIBA、サムライジのようにアクション色を強く描くマンガが多い中で
山口先生の作品にある残酷性、侍道に主軸を置いております

いつものようにそれはどこまで本気なのですか?といったネタもなく

終始暗い雰囲気で物語が進んでいきます

途中、強い侍、独特の修行、侍社会の悲しさ、愛(ホモあり)等

色々なテーマが出てきますが

この物語をメイン部分は

「主人公とライバルの友情物語」

がメインテーマになっています

表面上はまったくそのような形ではないですが

根っこの部分ではお互い認め合い、お互いに好意をもっていたのに

このような結末に・・・・・

ざんねんなこ、のんちゃん。 吉沢 緑時

日常に潜むトラウマを不思議なテイストで描いているマンガです

ゲシュタルト崩壊
飲食店の箸
のこぎり
すし屋のテーブル
本の隙間
等々

日常に潜むあるあるの中から
神経質な人だとつい気になってしまうところにクローズアップし
そのトラウマに負けていく少女の物語

中身は薄いのでさらっと暇つぶしで読む以上はお勧めしません
これかいてる途中でVシネマになっていることをはじめて知りました

サバイバル さいとう たかを

ゴルゴ13で有名なさいとうたかを先生による本格サバイバル漫画

主人公の少年が崩壊した日本でたくましく生き残るサバイバルマンガ
生き別れた家族を探し日本中を探し回ります

舞台も無人島、竹林、犯罪者の巣窟、廃墟、絶壁、火山と
次々とその場所にあったサバイバル術で生き延びていきます

また崩壊した世界では様々な敵、味方が現れ
そのつど緊急時の人間の本性を現していきます

女子大生、盲目の老人、犯罪者、野球選手
犬、虎、鼠、アメリカ兵、子供と敵味方も様々でてきます

その中で最強のサバイバル術とは
最後まで生き残ろうとする強い意志こそが大事である
というメッセージが隠されています

人間の意志と自然の力どちらも強大な力になります
主人公が無事家族と会えるかどうかは自分の目で確認してください