島本先生の有名キャラホノオモエルの若き日の青春(?)物語です
将来マンガ家になる主人公の若き専門学校の時代の話です
このマンガですがフィクションであることを強調されています
このマンガの前身的マンガ「燃えよペン」のときからそうでしたが
明らかに作者がモデルになっていて
燃えよペンの時にはあとがきで
この話を書いたときの作者が具体的にこういったエピソードがあった
という話が書かれているのですが
今のところこのマンガではそういったところは描かれていません
だがあなたの経歴と一緒でしょうといいたくなる設定で書かれている
同期の生徒では有名な庵野 秀明が出てきたり
当時の連載マンガの作者の感想がそのまま書いてあったり
特に同じ小学館系の大物作者高橋留美子先生、あだち充先生などに関しては
ほめてるのか、けなしてるのかわからない描写でかかれています
単行本の帯にも両先生のコメントがあります
燃えよペンに比べれば正直面白くはありませんが
時代背景もかなりリアルに書かれているので
作者と同年代の人にはより面白く感じられるはずですので
現在40歳~50歳前後の人にはお勧めです