焔の眼 押切蓮介

第二次世界大戦時の日本を舞台にした作品です。
架空の国家ショルゴールに敗戦してしまった日本
敗戦国である日本はショルゴールにより奴隷同然の扱いをうけている
そこで育った少女と最強の格闘家の物語となります。

この押切先生の作品に共通することですが
人間のくずを書くのが非常に優れています

敗戦国という周りどこを見渡しても心休まることのない世界でさらに上下関係を作り
内輪もめを繰り返し、悲惨な世界

かたや勝利国のショルゴールでも貧富の差があり
そこでも行われる醜い人間模様

人間本能むき出しの世界が味わえる名作です。
5巻で完結するため非常に読みやすく、話もきれいにまとまっています。

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