10月の雑学

10月といえば秋なので、秋にまつわる雑学を。

「秋茄子は嫁に食わすな」という諺は意味が3つある

この諺ですが、現在定義としては眞逆の意味の言葉が定義としてあります

①ナスは秋が旬で美味しいので嫁に食べさせるのがもったいない
②ナスは体温を冷やす効果があるため嫁の体に悪い
③ナスは秋になると種が小さくなるため安産の縁起かつぎ

と上記の意味全てが正しい使い方として定着しています。
といってもそもそもこの諺使う場面が秋にナスを食べるときしかないので
あまりこだわる意味もないとは思いますが

よくある誤用の諺と違い正反対の意味が
そのまま正しいものとして残っている言葉はこれぐらいなのでは

折角なのでよくある間違い諺を何点か

一姫二太郎
×子供を作るときは女の子一人と男の子二人がいい
○子供を作るときは一人目が女の子、二人目が男の子が適している

情けは人の為ならず
×人に情けをかけるのはよくない
○人に情けをかけるときはその人のためではなく
めぐりめぐって自分に帰ってくるものと思って行なうべきである

天地無用
×上下さかさまでも大丈夫
○上下さかさまにしては駄目

沈黙は金、雄弁は銀
×雄弁なことより沈黙のほうが価値がある
○沈黙よりも雄弁のほうが価値がある

海千山千
×経験をつんだ立派な人
○経験をつんだずる賢い人

過ぎたるは猶及ばざるが如く
×過ぎてしまったと事は仕方ない
○やりすぎは、やらなすぎと同じくらい良くない

流れに掉さす
×流れをとめる
○流れにのる

結構勘違いしてた方も多いのでは
なんか秋の雑学というより、諺の雑学みたいになっちゃいました

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