老害

老人といば長く生きておりそれなりの人生経験を積んできているはずであるのだが
実際には老人といっても千差万別というより
人間が生きていく中で常にプラスの経験を積んでいる人のほうが少ないであろう
ともすれば多くの老人は時間に見合った経験豊富な人材よりも
無駄に長生きしてしまった人が多い
だが、世間一般のイメージでは老人は博識で
多くの経験を積んだアドバンテージがあるように思われてしまう
そして本人達もそのように錯覚することが多い
だが、その中身は年齢に伴っていない人間性と
時代遅れの知識で優秀な人間とは程遠い
このタイプが世の老人に多く非常に困るのである

彼らは自分が優秀であると思っており常に自分の意見が正しいと思っている
それゆえに自分の意見を曲げることがない
逆に若者は未熟で自分より劣っていると思っているので
若者の話にまったく耳を傾けない
これが世の中にいる頑固老人の中身である
非常に迷惑な存在である

面白いものでこの状態はちょっとやそっとの状況差でなくても起きる

例えば実際に経験したことがある人も多いと思うが
役職者で上記の状態であれば
もしかしたら自分が未熟で優秀な老人の話を理解できない可能性もある

だが、閑職の人間や派遣の人間でも同じようなことが起きる
むしろ無能な人間ほどこの傾向が大きい
老人まで派遣で目先の仕事も困っているのに
偉そうに政治、経済の話を語る

閑職の人間にもかかわらず仕事について語る
自分の無能さで仕事ができないのに
周りがフォローするのが当たり前
周りがフォローしないから仕事が回らない
周りの遣り方はまちがっていて正しいのは自分だけ
やり方がまちがってい余計なことをしていることを
根性論で片付け、周りにもそれを強要する

こういったことが多いと
昔ながらの日本企業がドンドンつぶれていくのも納得である

いずれ自分もそうなるのだろうか、それともすでにそういう存在なのだろうか

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