職業殺し屋 西川秀明

ZMANでレビューした西川先生による作品です
簡単に作品を説明すると、エロマンガです。

最初に読んだ一番の感想は一線で活躍したプロマンガ家がエロマンガをを書くと
メチャメチャエロくなるんだなーと感じました。

結構逆バージョンはあって
元エロ漫画家がジャンプやマガジンにデビューして
話題になってから実はあの作家はもとエロマンガ家だったと
昔の作品が売れるのはよくあるパターンですが
今回のようにそれなりに前線で(といっても二流誌ばかりでしたが・・・・)
がんばっていた作家がエロマンガに走るというのは珍しいケースです
エロマンガとまでいかなくても、規制取り払うために、もしくはファン層の移行により
少年誌から青年誌に舞台を移す方は沢山いますが
ややエロであったり、表現がえげつなくなったりする人がメインの中
ここまで露骨なエロに手を出したかたはTo LOVEる -とらぶる-の矢吹健太朗先生ぐらいしか思いつきません
矢吹先生もエロイといっても間接的や脱ぐシーンがある程度ですが
職業殺し屋ではもろSEXしてます

とここまで書きましたがこの作品はエロ要素を覗いても非常に高いレベルの作品です
ストーリーを簡単に説明すると
殺し屋の集団の基本1話完結型の(後半は長編が多くなります)黄金率マンガです
過去の取り扱いで言うと殺し屋麺吉、殺医ドクター蘭丸と同系列ですが

表現レベルがエロマンガのえぐい表現まで直接的に書いているので
アクション、キャラクター性、エロ、ともに非常に興奮させられます
もちろん、雑誌の規制レベルでなく西川先生の表現力あってこそです

更にキャラクターが1種類でなくいろいろ楽しめます。

主人公である蜘蛛、1巻の表紙にキャラクターの絵が出てきますが
とても主人公に見えない風貌です。

本作のヒロイン(?)の淫乱女のマンティス
表紙だヒロインとはとても思えない邪悪な顔です。

koroshiya

 

他にもボクサー崩れのナイスガイ赤松

敵の警視庁所属の巨乳上司、犬飼満代

他にも魅力十分のキャラクターが満点

普通のマンガでは足りなくなった方にお勧めの一冊です。

 

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