Lv1魔王とワンルーム勇者 1 toufu 

べたなファンタジー世界で、一度魔王を倒した勇者に、よみがえった魔王が再度勇者に挑むも、時がたちすぎて勇者が衰え切ってしまった世界の勇者と魔王の恋の物語。

ざっとストーリー書きましたが読んでない人には意味不明なストーリーかと思います、ジャンル的にはラブコメでエロ有のさっと読める面白い作品ですが、この10巻に関しては、バトル多めで、作者の画力が微妙で、その粗さが目立つ一巻となります。

極端な話この一巻だけ読んだら次の巻を読もうとは思わない品質の作品ですが、それまでの巻は非常に面白い作品です、この巻から読み始めるのだけは止めましょう。

Luck Stealer かずはじめ

MIND ASSASSIN、明稜帝 梧桐勢十郎などジャンプで何度か連載を続けている
かず先生の最新作です

内容は主人公が相手の運を吸い取るという代わった能力を使い
色々な悪人を退治していく昔ながらの作品です

はっきりいってお勧めできない作品です

理由としては主人公のキャラクターが全く魅力的ではないからです
更にストーリーもすっかすかです

ちなみに、私はかず先生のMIND ASSASSIN、明稜帝 梧桐勢十郎
どちらも非常に大好きでした
それでもこれはお勧めできない作品となります。

ラーメン発見伝 河合単

独立を目指すラーメンが趣味のサラリーマンのラーメンにまつわる物語です。

単純なラーメンの味、ラーメン文化について、ラーメンに限らずビジネスについて
どの話しも非常によくできておりお勧めの作品です。

私が特に印象に残った話を紹介いたします。

17巻148杯(話)
老舗のラーメン店が代替わりしていって
新しく代替わりをしたときに店の経営に疑問をもち
確認していくと、従業員に問題があり
それを解決していく話しです

その従業員の問題というのが
仕事を一切変革したがらないという点だ
何か仕事をしている時に仕事の効率性や時代の変革を考えて
色々と仕事のやり方を変えるように提案したときに
どのような職場でも必ず、仕事の変革を極端に嫌う人間がいる
大体、仕事の変更によるリスクをあれやこれや言ってくる人間がいる
実際には、彼らの本音はそういったことではなく
ただ仕事を変えるのが面倒なだけで
今のことを黙々とやっていけばいいとだけ思っているのだ
人間は常に成長していくので
新しいこと少しもやろうとしないのであれば
どんどん自分の価値が下がっていく
そのことを理解せずにいる人間がいる
そういう人間ほど、社会が悪いと愚痴をはく
そんなことを痛烈に感じさせるいい話であった

こんなビジネス的な話しも多くあり、かつ質も高いので
ラーメン好きでなくても是非読んでほしい

 

 

ロマンティック食堂 尾玉なみえ

マコちゃんのリップクリームの尾玉先生による短編集です

短編主というより尾玉先生の代表作
マコちゃんのリップクリーム
純情パイン
少年エスパーねじめ
アイドル地獄変
甲虫王者モテキング

などのプロトタイプがのっています
入手困難ですが尾玉ファンであれば買いの一冊です。

りきじょ 歌麿

女子相撲をテーマにしたスポコンマンガです。

女子相撲という珍しいテーマを扱ったマンガです。
以前に扱ったライスショルダーに近い作品です。
ライスショルダー同様にキャラクターたちほとんど太めとなっております。

相撲という格闘技がテーマになっているので
どのキャラクターもポジティブな人が多いです。
スポーツマンがとしては古いタイプのもので
科学理論よりも根性のほうが主体となっております。

最近のスポーツマンガより昔のスポーツマンガが好きな人向けのマンガです。

RomsenSaGa ゴッボ☆マサル

王道ファンタジー設定の世界を舞台にして
その世界に住む様々な人々を取り上げています。

正直表紙で釣っているだけで
話はかなりおもしろくありません
最近の流行かもしれませんが
キャラクターがどれも薄くておもしろくありません。

まったくお勧めできない作品です。

当然ですがロマンシングサガとは何の関係もありません

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ライフトレイン えんどコイチ

ついでにとんちんかんのえんど先生による一話完結型のちょっといい話です。

ライフトレインという自分の過去か、未来に行くことが出来る列車にであった
様々な女性の物語です。
過去に行った場合は自分にアドバイスすることができ
未来を変えることが出来ます。
未来に行った場合は未来を帰ることが出来ません。

幸せな結婚を望む女性
その日ぐらしの女性
明るい家庭を作りたい女性
結婚に悩む女性
整形を悩む女性
夢を追い求める女性
今までの人生を悔やむ女性

様々な悩みを抱えた女性たちの変化が楽しめます
ネタバレですが、どの話もハッピーエンドで終わるため
だれでも楽しめる作品となっております。

ライアーゲームroots of A 甲斐谷忍

ライアーゲームの甲斐先生による短編集です、
表題にライアーゲームとありますが、ライアーゲームと関係あるのは
短編のうち1本のみで表題にもなっている
「ライアーゲームroots of A」だけです

こちらはライアーゲームの主人公秋山の大学時代の話です。

そのほかには

「ナインダーツ」
差別環境にて暮らす人の逆転劇

「サンソウ~禁断の占術~」
的中率100%の占い師の話(2本掲載)

「@ラヴァーズ」
あるカップルの不思議なものがたり、たぶん途中で落ちが読めます

ライアーゲーム 甲斐谷忍

ドラマに映画に大人気を博した作品の原作となります

ストーリーはある組織から謎のゲーム、ライヤーゲームにまきこまれた
正直者の女性と心理学を研究した天才の二人が様々なゲームに挑んでいく作品です。

「少数決」「密輸ゲーム」「17ポーカー」「イスとりゲーム」などなど
様々なオリジナルゲームがあり非常に楽しめます。

また、すでに完結していますが、最終回はかなり度肝を抜かれる形で終わりますので
途中でも飽きたとしても最後まで読むことをお勧めします。

リバーシブルマン ナカタニD

裏返りというなぞの現象をおうバイオレンスアクションマンガです。

かなりグロい感じで裏社会とのつながりをにおわしたり
爽快なアクションシーンがあったりと
興味ありそうな感じでいまいち設定を生かし生きれていない残念な作品です。
あまりお勧めはできませんが
グロアクションが好きなかたはおすすめではないでしょうか。

乱飛乱外 田中ほさな

コードネームはBFの田中先生による作品です
本作よりペンネームがひらがなになっております。
恋愛、忍術バトルの満載の爽快作品です

ストーリーは没落君主の主人公がお家再興のため奮闘する流れなのですが
その再興を手伝ってくれるのは皆(?)美女ばかり

コードネームはBFから女性を書くのがうまい田中先生なので
でてくる姫、忍者は見ものです
かといって単純に盛り上げるだけでなく色々なところに複線を張っています

最後まで安心して読める作品ですので是非買いの一冊です

レインコード 山田秋太郎

熱血ヒーロー者です
主人公は古い熱血系の主人公
展開もベタですぐ先が予想できます。
こういうマンガは現在でははやらないようですね・・・・・
全一巻でおわっているので、ぱっと読みたい方には適しています

ルサンチマン 花沢健吾

アイアムアヒーローで有名な花沢先生の初期の作品です
大雑把にストーリーを説明すると
3Dエロゲーが発売された近未来の世界を舞台にしたラブコメ作品です。
世界観のリアルさもさることながら
花沢先生独特のリアルな人物像が魅力的な作品です。
通常のマンガでは主人公は基本的に強さ、かっこよさを持っている中で
時として欠点を与え人間らしくしていることが多いのですが
花沢の先生は基本的に弱く、かっこ悪い主人公がちょっとした強さを見せるとこに魅力がでます。
この作品でも主人公は、かっこわるい、金ない、力ない、
更にところどころ出てくる苦難にも大して立ち向かえているわけではありません
それゆえにストーリーの展開がリアルで
よくマンガを読んでいるときにある、自分が主人公の立場だったらをリアルに考えさせられます
かっこ悪いやつほどお勧めの作品です。

ラブやん 田丸 浩史

田丸先生によるギャグマンガ
以前にレイモンドも書きましたが作風は一緒です
愛のキューピットが降りてきたがだめ人間すぎて手に負えない
そんな男の物語です

最初の頃は恋愛に必死にがんばっていますが
だんだんだらだら日常マンガに移行していきます

とは言っても田丸先生のギャグマンガなので
ダラダラモードになっても結構楽しめます

それよりもこのマンガの怖いところは
現実と時の流れがリンクしているところです
だんだん主人公が年を重ねていき
誕生日の話がほぼ毎年書かれているのですが
現実の自分も年齢を重ねているわけですから

読んでいるときに時として笑えなくなってしまうのです

読んだ後反面教師にがんばるものよし
まだ下がいると安心するもよし
共感するものよし

意外に学ばされるマンガです

レイモンド 田丸 浩史

ラブやんで有名な田丸先生のマンガです
マンガを簡単に説明すると
ドラえもんのパクリです

ただそこに田丸色(シモネタ)が交わると
恐ろしい化学反応がおきます

3巻で完結しているんで調度だれないぐらいで終わってますが
途中出てくるキャラが濃く

へたれなドラえもん
ジャイアニズム丸出しな主人公
ブロンドのドラミちゃん
使えない便利道具
時代を変え放題のタイムマシン
残虐な一休さん

主要キャラが結構入れ替わるので
これもあきをこさせないちょうどいいスパイスになってます

おそらくもうちょっと読みたいなーと思うことでしょう