大岡越前の雑学

2月3日は節分、大豆、海苔巻き、乳酸菌、大岡越前などの日です。
節分はどのサイトでも色々取り扱われてるでしょうから今回は大岡越前の雑学を

大岡越前は史実上裁判を一度しかしていない

大岡越前といえばドラマ、映画、逸話などのイメージでは
現代で言う名裁判官のようなイメージがついておりますが
一番現実見を帯びた資料の「大岡忠相日記」には裁判記録はたった一度しか載っていません。
また、取り扱った「白子屋お熊事件」の裁決も名奉行というには疑問を感じる裁決です。
詳しくは「白子屋お熊事件」でググッて見てください
有名な逸話の出典元は「大岡政談」という小説で史実ではなかったとされるのが有力です。

ちなみ最初は恵方巻きの雑学をやろうとしたのですが、
恵方巻きは元々芸者遊びの一環というネタしか思いつきませんでした
一応説明すると、芸者さんにフェラの真似をさせる遊びだったそうです。

俺はまだ本気だしてないだけ 青野春秋

見ていて悲しくなる駄目人間の人生物語です
しかもこの作品狙っているのか、もしかしたら作者の人生かいてるんじゃね?
と思ってしまうようなリアルなだめっぷりです。
かなりだめっぷりがリアルなので読んで自分まだ大丈夫と思う使い道もありでしょう
駄目人間の人生を覗き見したければ読む一作です

バスガイドの雑学

2月2日は情報セキリティ、国際空港、交番、バスガール、おじいさん、頭痛、麩、夫婦などの日です。
ぞろ目の日だけあって記念日が多いですが、やりにくいネタが多いです
今回はその中からバスガールの雑学を

バスガイドのイントネーションが独特なのは方言対策

バスガイドといえば全国から来たお客さんへ対応する仕事で
そのみなさんにわかりやすく説明をしないといけません
そのため方言ではなく標準語でしゃべる必要性があるわけですが
バスガイドという仕事ができた当時は田舎から上京してきた方も多く
長年染み付いた方言を直すのは大変でした。
特に言葉はともかくイントネーションというのはなかなか直るものではありません
よく地方出身者としゃべっていてそのイントネーションで、出身地を想像することも珍しくありません
その対策としてあるバス会社の教育で覚えやすいイントネーションとして生み出されたのが
現在のバス会社のイントネーションです。

またバスガイドが白い手袋をつけているのは手を見えやすくするのが目的です。
その他のドライバーもそういった目的があります単純な手垢防止の意味もあります。

ちなみに電車のアナウンスが独特のイントネーションと声色の理由は
聞こえやすくすることが主な目的です。
一般的な音と違いをつけることで注意を引きやすくなるそうです

魔法少女・オブ・ジ・エンド 佐藤 健太郎

まさにコレこそホラーといったホラーの王道作品です。
謎の魔法少女がいきなり現れ虐殺のかぎりを尽くします。
現在も連載中ですので今後の展開によってはわかりませんが
現段階で魔法少女の存在がなんなのかの説明がまったくありません
最近の作品ではなにかと話の説明、裏づけを求められますが
本来、ホラーというジャンルは最後までちゃんとした説明が不要なジャンルです
むしろ怖がらすことがメインのため
ちゃんと説明しないほうがより読者を楽しませることができます。
大型スプラッタホラーが読みたい方には文句なくお勧めです
それ以外の方にはグロ注意です・・・・

さよならにっぽん 大友克洋

AKIRAで有名な大友先生の短編集です。
1970年代が舞台になっており
おそらく現在50代以上のかたでないとあまり面白くないともいます。
私もあまり面白いと思いませんでした
ただ、大友先生は絵がうまいですね

どげせん RIN 板垣恵介

土下座をテーマにした一風変わったマンガです。
謝るという行為を色々な観点からみつめ
一話完結型で土下座について物語を進めていきます。
一話完結型だからという理由もあるのですが
この作品話によって主人公の考え方がまったく違うのです
その理由とこのマンガが25話で終わってしまったことと関係あるのですが
このマンガを描いているRIN先生と板垣恵介先生が
原作、作画を境目をあいまいに作成していたため
両者の考え方の違いが話ごとに出てきてしまいお二人が喧嘩してしまい終わってしまいました
大雑把にいうと前半は板垣先生の色合いが強く
だんだんRIN先生の色合いが強くなってきました
不二子不二男先生のようですね
ちなみに現在はRIN先生が「どげせんR」
板垣先生が「謝男」を連載しています。
こちらに関しては後日レビューを書いていきます。
作品自体の評価ですが、めちゃめちゃ面白いです。
謝るという行動を考えさせられますし、よく言われる
「大人の喧嘩は手をだしたら負けだ」というのもありますし
この作品には格闘要素、思想要素、人間物語様々なようそがあります。
「どげせんR」「謝男」との前には読むべきです。

監禁探偵2 西崎 泰正 我孫子 武丸

以前に取り扱った監禁探偵の2作目です。
前回とシュチュエーションが変わり
監禁?となってしまう展開ですが
前回と変わりなく、なかなか予想外の展開で物語が進んでいきます。
前作が気に入った方には当然お勧め作です。
前作がつまらなければ手を出すのは止めましょう
変わったミステリー好きの方にもお勧めです。

レインコード 山田秋太郎

熱血ヒーロー者です
主人公は古い熱血系の主人公
展開もベタですぐ先が予想できます。
こういうマンガは現在でははやらないようですね・・・・・
全一巻でおわっているので、ぱっと読みたい方には適しています

ビン 〜孫子異伝〜 星野 浩字

古今の名将に影響を与えた書・『孫子兵法』。それを著した「孫子」と呼ばれる男は2人いるのだ。一人は『孫子兵法』を著した孫武。もう一人の「孫子」は名を孫臏という。群雄が割拠する戦国時代の真っ最中にあった紀元前360年頃の中国。顔に墨を入れ、膝の骨を抜かれた異形の軍師・孫臏はその乱世を駆け抜けてゆく。
というスタートで始まる孫氏の物語です。
史実をも基にしたフィクションです。
孫氏といえば兵法で有名なことが真っ先に浮かぶと思いますが
その名の通り戦略で敵を倒していく戦争マンガです。
戦術に関する魅力と孫氏兵法をわかりやすく書いてあるのが魅力ですが
そのほかにもオッパイが良く出てくるのでそれも魅力のひとつです。
三国志が好きな方であれば買って損はないでしょう
孫氏だけに・・・・

特火点 花沢健吾

前回取り扱いました花沢先生の短編集です。
掲載作品は
墓穴
退屈な月
ジョニィからの伝言
ラウンドガール
なで☆シコ
チンパー
人生かやの外
作品の方向性は童貞の妄想といった内容の作品が多いです。
でてくるキャラクターは皆花沢先生独特のかっこ悪いキャラがでてくるので
花沢先生好きにはたまらないでしょう

ルサンチマン 花沢健吾

アイアムアヒーローで有名な花沢先生の初期の作品です
大雑把にストーリーを説明すると
3Dエロゲーが発売された近未来の世界を舞台にしたラブコメ作品です。
世界観のリアルさもさることながら
花沢先生独特のリアルな人物像が魅力的な作品です。
通常のマンガでは主人公は基本的に強さ、かっこよさを持っている中で
時として欠点を与え人間らしくしていることが多いのですが
花沢の先生は基本的に弱く、かっこ悪い主人公がちょっとした強さを見せるとこに魅力がでます。
この作品でも主人公は、かっこわるい、金ない、力ない、
更にところどころ出てくる苦難にも大して立ち向かえているわけではありません
それゆえにストーリーの展開がリアルで
よくマンガを読んでいるときにある、自分が主人公の立場だったらをリアルに考えさせられます
かっこ悪いやつほどお勧めの作品です。

ザ・松田 平松伸二

ブラックエンジェルズのスピンオフ作品です
この平松先生の作風は基本仕事人スタイルです。
悪人がいる

悪いことをする

主人公知人巻き込まれる

成敗
いうまでもない流れですが、お約束です。
基本的にコノパターンのマンガの優劣は
主人公キャラのキャラの強さと基本画力のみがかかわるのですが
このマンガの主人公松田は、松田勇作さんをモチーフにしており
最近では少なくなった破天荒系の主人公です。
しかも成敗される悪党は社会情勢を反映させており
ワイドショーを騒がせた
オリンピック選手、歌舞伎役者、電力企業、アイドルプロデューサーなどです。
一見の価値ありのお勧め作品です。

第三世界の長井 ながいけん

有名マンガ「神聖モテモテ王国」のながいけん先生の作品です。
はっきりいってつまらないです。
ながいけん先生のファンで会ったもお勧めできません。

ごきげんステディ 吉野川笑助

シモネタ中心のギャグマンガです
ジャンプスクエア掲載ですので結構なレベルまでシモネタが出ています。
一話完結型でネタの方向性としては
シモネタとわけのわからんハイテンションな展開です
絵はみやすいので以前に扱った「漢魂」が好きならお勧めです。

 

と書きましたが、その後2巻で無事打ち切りとなりました

後半にいけばいくほどノリが滅茶苦茶になっており
かつ強引に話をまとめようとしているので、最後にはわけがわからなくなっています。
おそらく他の漫画が世にでることはないと思うので
吉野川笑助の作品が読めるのはこの作品だけでしょう

 

あひるの空 日向武史

本日はバスケマンガの「あひるの空」

序盤の頃は、身長はないがロングシュートの才能を持った主人公と
身体的能力が高いがシュートが苦手なヤンキーとデコボココンビの
特殊な能力をもって大活躍という少年マンガの王道スポーツ展開から

ヤンキーの仲間が増えてきて
ヤンキーの成り上がりスポーツマンガへと変わっていき

そしてメンバーのヤンキー率がさがり青春ものへと作風が微妙に変わってきます。

特に最近の作風では努力がテーマとして扱われているように思います。
現実でどの人間も多少なりとも努力をしてきているとおもうのですが、
その中でなかなか最後までがんばりきれなかったり
頑張ったつもりでも、なかなかその成果に結びつかなかった経験がおおくあるのではないでしょうか?

そういった青春時代の苦い思いでをリアルに書かれています。
一般的にはマンガは成功する部分をクローズして書いていきますが
このマンガでは作者もいっていることですが、
失敗にクローズアップして書かれています。

特に仲間のひとりが部活を止めて気まずくなるシーンは必見です。

まだ終わっていませんが最後にはハッピーエンドになるのでしょうか?
私の予想ではとりあえずインターハイには出場できないと思います。