保育園

先日保育園を落ちた女性が日本死ねと書いた
ブログをあげたことが非常に話題になっている
正直ブログを運営しているものからすれば
ああして発信した言葉が多くの共感を生むのは非常にうらやましい限りだ

私もあの意見には大賛成で
今の日本は老人のために多くのお金を使い
若者のためにあまり金を使ってないと思う

だがそれ以前に日本が豊かになりすぎているための贅沢病とも思う
昔であれば、準備万端で子供を生む人が圧倒的に少なく
世間の人々の助けをもらうのが当たり前だった
今では考えられないことだが「もらい乳」という
お乳が出にくい家は周りの妊婦におっぱいをもらいに行く風習もあったくらいだ

それに対し現代では自分の世界がほしいために各家族化が進み
親とも同居せずそして頼る人がいないと叫ぶ人もいるくらいだ
国からの支援も勿論必要だが
その前に頼るべきところはいくらでもあるのではないだろうか

とはいっても現代社会では女性が働くのは当たり前
核家族はあたりまえ、何でも家電製品がそろっているのが当たり前
清潔な環境が当たり前、子供は栄養満点が当たり前
と全てを求めている環境が前提となりすぎているところがある

それを贅沢と片付けることも簡単だが、人類も日本も進化している
進化に合わせて生き方を変えていくのが人間は当たり前のことだ
その成長に明らかに政治が追いついていないのが現状だろう

ただある有名な経済学者は豊かな社会には小さな政府がふさわしいといっている
社会が豊かな以上政府では特別手をかさず
民間に頼ることが大事だということだ

そう考えると例の女性も本当に文句を言うべき相手は
政府ではなく、働いている会社に対して文句を言うべきなのかもしれない

今我々がするべきことは、デモ活動でなく
お母さん、にやさしい企業をよりいっそうほめていくことこそが
みんながギスギスしない成長社会への第一歩なのではないだろうか

 

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