よく中小企業で人手不足という話をきく
本当にこの話を聞くたびにバカかといいたくなる
以前に中小企業で勤めていたとき
景気がよくなり、仕事が増えてきたタイミングで
人が足りないと転職サイトなどにお金を払っていた
売り手市場のタイミングなのでいい人どころか
まったく応募がこない
たまたまきたとしてもたいした条件を出せないので
その人もきてはくれない
たまにきてくれそうな人はクズばっかり
そして景気が悪くなり仕事が減ってくると採用自体をやめる
いい人も探せそうなタイミングでも棒に振る
これを永遠繰り返して人が足りないと嘆き続ける
それに対してある程度以上の企業は目先の仕事量ではなく
将来的に必要になる人材を集めるので
景気に直撃せずにいい人を捜し続ける
いい人もある一定以上の企業の条件のいいところにいくため
自然と人が集まりやすい
この傾向が非常に顕著なのがIT業界である
本当にバカかといいたくなる
IT業界の中小は派遣同様に客先で働くため1ヶ月に何人働くかで
会社の利益が上がる
そして仕事の量にあわせて人を使い捨てするので
中小のIT企業では人は育たない
仮に育った場合は大手に転職してしまう
本当に不毛な業界である
日本のIT業界はつぶれることはないかもしれないが
おそらく10年先も20年先も同じことをやっているだろう
今後IT業界に勤める予定の人はこういう業界だと思ってきてほしい
自社サービスで直エンドユーザーに対してが利益のほとんどを占める会社以外は
大手に転職のステップアップとしてしか考えないほうがいい