新職業殺し屋 西川秀明

職業殺し屋の完結編となります。

当初よりずっと謎であった、蜘蛛の正体がついに判明します。

蜘蛛はどこから来たのか、なぜあんなに強いのか、蜘蛛の糸とはなんだったのか
顔のない家族社員は、そもそも蜘蛛とは誰だったのか
様々な謎がすべ解き明かされます。

と蜘蛛の正体について触れましたが
蜘蛛の正体が判明するのも本作の売りのひとつではありますが

それよりも主人公のきめ台詞でもある
「なんて卑しい仕事なんだ・・・」とのせりふにこめられている
本作の最大のテーマ、殺人を生業にする人間はどんあきれいごといっても屑で卑しい人間

その卑しい仕事に手を染めてきた人間たちの末路が描かれています。
その手を血に染めてきた殺し屋達の末路には何が待っているか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です