ジゼル・アラン 笠井スイ

貴族の娘であるジゼルがあることをきっかけに便利屋を開き奮闘していく物語です。

猫探し、新メニュー開発、子守といった日常の雑務を精一杯こなし
がんばる少女のすがたは非常に心温まるものがあり
全体的雰囲気もノスタルジックで全世代楽しめる作品です。

一時的に休載をしており4巻でとまっていましたが
現在は連載も再開し無事続巻もでているので安心して購入できます。

 

新職業殺し屋 西川秀明

職業殺し屋の完結編となります。

当初よりずっと謎であった、蜘蛛の正体がついに判明します。

蜘蛛はどこから来たのか、なぜあんなに強いのか、蜘蛛の糸とはなんだったのか
顔のない家族社員は、そもそも蜘蛛とは誰だったのか
様々な謎がすべ解き明かされます。

と蜘蛛の正体について触れましたが
蜘蛛の正体が判明するのも本作の売りのひとつではありますが

それよりも主人公のきめ台詞でもある
「なんて卑しい仕事なんだ・・・」とのせりふにこめられている
本作の最大のテーマ、殺人を生業にする人間はどんあきれいごといっても屑で卑しい人間

その卑しい仕事に手を染めてきた人間たちの末路が描かれています。
その手を血に染めてきた殺し屋達の末路には何が待っているか。

ソレミテそれでも霊が見てみたい 小野寺浩二

それでも霊が見てみたい略してソレミテ
作画担当の小野寺先生と過去何回かあつかった石黒先生と
ヤングキングスタッフによる心霊スポットをめぐり霊がを見ようとするレポマンガです。

第一話の少年画報社のビルから、青山霊園、将門塚、恐山などの有名スポット訪問

ひとりかくれんぼ、前世占い、こっくりさんなどの交霊術

伝説的オカルトの伝道「ムー」スタッフを巻き込んでの
本格心霊ルポマンガとなります。

絵も非常に落ち着いて読みやすく
かつ、まったく何もないときでもちゃんと(無理やり)ネタをぶち込んできますので
安定して読むことが出来ます。
真実は是非読んで確かめてください。

こぼれ話ですがこれをアマゾンで探そうとしたとき勘違いして「ソラミテ」と検索してしまい
まったく引っかからず困りました・・・・

 

神罰1.1 田中圭一

様々なシモネタマンガを描いている田中先生の短編集です。

手塚治虫先生、永井豪先生、藤子藤雄先生、本宮ひろ志先生、福本信行先生といった
大御所漫画家の作品をパロディーしたうえに更にシモネタで汚すという
かなり冒険的短編集です。

冒険の買いあって非常に面白いできとなっております。

かなり悪乗りがすぎますが・・・・・・

至福の暴対レシピ 西条真二

鉄鍋のジャンの西条先生の料理マンガです

鉄鍋のジャンの黒い部分のみで構成したような展開のマンガです
全3巻なのですが、2巻後半からどんどん方向性が極端に展開していき
最後はかなりめちゃくちゃになります。

鉄鍋のジャンの五行道士が好きな方でしたらお勧めの作品かとおもいます。

失恋日記 柏木ハルコ

柏木ハルコ先生による恋愛を取り扱った珠玉の6作品です
エロあり、笑いあり、涙あり、愛あり、おっぱいありの名作ぞろいです。
お勧めの一冊です。

収録作品は

「別れる」
男女の別れを扱った愛を感じる作品です

「DIARY」
なくなった恋人の日記を見ると、そこには意外な目線で自分はみられていた・・・

「夫の片思い」
不思議な浮気話

「初恋ガーディアン」
体育会系女子の恋愛

「裸のエロ」
ホームレスの恋愛

「憧れのブルマ」
あなたは何フェチ?

 

善悪の屑 渡ダイスケ

ここ最近ずっとそうですが今回も復讐代行業のお話です。

この作品は復讐系では若干変り種で
復讐方法は毎回拷問でさまざまな拷問方法を楽しむ作品なのですが
方法が残虐的なために、ほとんど入り口の部分で終わってしまいます。

あまりお勧めはできない作品です
画力もちょっと微妙です。

シマウマ外伝アカとキイヌ 小幡文生

その名の通り先日扱ったシマウマの外伝で
登場キャラクターのアカとキイヌの物語なります。

アカの外伝はアカの異常性に関する話

キイヌの外伝はキイヌがなぜシマウトとであったのかの話です。

シマウマを知らない方でも楽しめる話でそれぞれ読みきり作品ですのでお勧めです。

シマウマ 小幡文生

裏世界で復讐家業を行う人々を扱ったマンガです。
恨み屋と同じパターンように感じますが
物語の主題は個別の復讐を行う話ではなく
そこに絡む人々の物語が中心です。

イケイケのヤンキーでめちゃくちゃやりながらも
人生に漠然と不安を感じ、幼い頃に生き別れた父の面影を追うドラ

学生時代にいじめられていたが、その反動から
異常なサディストのアカ

異常な性欲をもつキイヌ

彼らを統括する謎の男シマウマ

彼らが織り成すバイオレンスマンガとなります。

かなりハードな性描写が含まれますので外で読むときは注意が必要です
以前に電車で呼んでいたら隣のオバサンにすごい眼で見られました。

せっかち伯爵と時間どろぼう 久米田康治

俺たちの久米田先生が帰ってきた
久米田先生といえば近年では
「絶望先生」、ちょっとさかのぼって「かってに改造」が有名ですが
その原点は「南国アイスホッケー部」にあり
南国アイスホッケー部の時も書きましたが
もともとはシモネタをメインとするギャグマンガ家でした
本人はそのことをコンプレックスを抱いていたようで
後々シモネタを離脱したギャグマンガで
アルアルネタを連発するような作風に安定していきましたが
今回の「せっかち伯爵と時間どろぼう」では
その封印をときシモネタ大爆発のとなります。

ストーリーはサンジェルマンという時間を自由に移動できる四次元種
と呼ばれる新人類との生活を扱ったコメディマンガです。

ここ近年で培った作風とシモネタの融合により
久米田先生のファンなら絶対に買いの作品ではありますが
ここ近年では一番短い6巻で終了という悲しい結果になってしまいました

おそらく今後、久米田先生は二度とシモネタにてを出さないと思いますので
シモネタの久米田先生が読みたい方は絶対買いの一冊です。

 

 

新米婦警キルコさん 平方昌宏

ジャンプで連載されていたアクションコメディです。

もと傭兵をしていた主人公キルコさんが傭兵をやめ
田舎町の警察に就職しどたばたしていくというコメディです。

作者いわく元傭兵、トンファブレイドという武器、眼帯、巨乳、眉なし、緑髪
と設定を盛り込みすぎたと

全三巻で打ち切られてしまったのですが
最後まで作風がぶれず、アップテンポなのりがよく
非常に面白いマンガでした

3巻でおわったしまったのに薄い本では結構題材にされていました

kiruko

新世紀黙示録MMRresurrection 石垣ゆうき

マガジンミステリー調査団が帰ってきた
当時ノストラダムスの予言の

1999年7か月、
空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモアの大王を蘇らせ、
マルスの前後に首尾よく支配するために。

という有名な詩を元に調査していましたが
1999年予言が外れると共に連載終了しておりましたが

マヤの暦が2012年に終わっていたことをもととする
2012年人類滅亡を予言するというほうにさりげなく鞍替えをした話となっております

なぜこんなに滅亡することを煽るのでしょうか・・・・・

戦慄の女子高生ストーカーエリカ 楠本哲

恨まれ屋の楠本先生によるサスペンスホラーです

ある高校に赴任した契約社員の教師、正採用を目指して
意気揚々と学校の生徒達に目を向ける
そこでいじめられっこのエリカをイジメから助けるのだが
その行為がエリカをストーカーへとしてしまう
熱血教師の新婚家庭に忍び寄るストーカー
その最後はサスペンスホラーにふさわしい内容となってます

なかなか恐怖にみちたオチもまっておりお勧めの一冊です。
絵もきれいでエリカの狂気をうまく書いており全1巻で読みやすいです。

こちらの記事ですがやたら検索引っかかり
検索キーワードがやたらオチを知りたがるキーワードなので
期待に答えて物語のオチをばらしてみたいと思います。

以下ネタバレですので読みたくない方はこちらで引き返してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エリカに拉致監禁される主人公ですが
命からがらのところ逃げ出すことに成功し
エリカも退けることができ無事平穏な日常に戻れたように思えたが・・・・・・

最後の大オチはあえて隠します
コメントが多数あればアップしたいと思います。

 

Zマジンガー 永井豪

大変紛らわしいタイトルですがマジンガーZとは異なる作品です
ですがマジンガーのパラレルワールド的作品です。

マジンガーという名のロボットに乗るという点同じなのですが
各設定に関してはほとんど違います
どちらかというと最近行われたリメイク作品のほうが設定が近いです

作品レベル自体はマジンガーより近年できた作品なのでレベルも安定しておりますが
ラストが唐突に終わるため、きっちり作品を読みたい方にはお勧めできません。

 

屍鬼 藤崎竜

ホラーミステリーものです

先に書くと3巻からようやく話しが動くので
少なくとも5巻ぐらいまで飼う前提がないとお金の無駄になります

かつ藤崎先生の絵は独特なので読者をえらぶ作品です

藤崎先生ファンにはお勧めです