将太の寿司2 World Stage 寺沢大介

将太の寿司の続編、2世ものの漫画です。

このサイトでは初代のレビューも書いていませんが、
あえて2から書かせていただきます。

ストーリーは前作のライバルキャラ佐治安人の息子、 佐治 将太が主人公となります。
主人公ではありませんが、前作の主人公関口将太の息子も活躍します。

前作では、寿司の昔ながらの技巧や、細かい寿司の技術について
触れることが多かったですが
今作では、寿司の存在自体の意義やワールドワイドでの寿司の扱い方
どちらかというと、作り方というよりは、寿司の味わい方が主題です。

例えば、フランス人に寿司を食べ方の講座を開いたり
客と寿司屋の接し方について、色々な角度から考えます。
改めて自分も今後寿司屋で、寿司を食べるときに考え直したいと思うほどの内容です。

この作品では、日本の昔ながらの寿司を「寿司」
グローバルに見た新しい寿司を「SUSHI」として記載しています
SUSHIに関しては、漫画の中では非常に繁盛していますが、
なんだかんだで、現実の日本には全く浸透してしていません
この漫画を読んで是非SUSHIにチャレンジしてみたくても
試す場所が全くないのが現実です・・・・

この作品を読むと、同じ寺沢先生のスター味っ子Ⅱで、味将軍が
外人料理人と寿司対決をした時に、
外人が寿司は同じ味ばかりでおいしくないと否定したのに対して
味将軍から「寿司が同じ味で何が悪い」と発言したのを思い出されます。

日本の寿司は、酢飯の上に魚介をのせ、ソースはすべてワサビと醤油
これが基本形態となります。
大きい料理というくくりで考えれば同じ味になるのでしょう
だからこそ、そのわずかな違いを楽しめるのが寿司であると

しかし、この漫画で描かれていますが、みんながそれを楽しめるわけではない・・・
店と価格で味もバラバラ、好きなすし屋を探すのはどれほど難しいか・・・・・

最後は?ストレート!! 寒川一之

本日はマンガのレビューです

以前にサンデーで連載していた野球マンガです。

ストーリーは天才育成で有名な千石学園で才能が芽生えない主人公が
野球に挑戦し成長していく野球マンガです。

このマンガでは通常の野球マンガに比べてかなり才能重視で物語が進んでいきます。
テニスの天才、柔道の天才、フィギュアスケートの天才などが
主力メンバーで色物系の野球マンガ見たいにも進んでいきますが
野球理論はかなり真剣に扱っており
本格野球マンガと色物野球マンガの中間に存在しているようなイメージです。

全20巻とかなり長編のマンガで野球だけでなく
キャラクターも魅力的で色々と楽しむことができます。

オーソドックスなマンガが好きな方にお勧めの野球マンガです。

おざなりスミレ。 永吉 たける

本日はマンガのレビューです
スミレ16歳、スミレ17歳の永吉先生による
スミレ16歳の続編というより
twitterであげたスミレの1Pマンガをまとめ電子書籍として販売しているものになります。
P数にして約30Pで100円と価格的には適正かと思われます。

内容的には以前のスミレのままとなっていますので
これも可もなく不可もなくといった感じです

当時のファンであれば是非読んでおきたい一冊です。

以前に永吉先生のドキュメンタリーを見ましたが
変にデビュー作で人気が出てしまったため
色々と苦労されているようです
これをわざわざ販売するのはいかがものとも思いますが
ひとつのファンサービスと思い
逆に購入して作者サービスするのも悪くないかと思います。

ジャッキーチェン

私の尊敬する人の一人について書いてみよう
こう書くとおそらく私はジャッキーチェンの映画をたくさん見ていて
ジャッキー映画のファンであると思われる方がいるだろう
だが、私はジャッキーの映画をそんなは見ていない
私が彼を尊敬しているのはあるインタビューを見たときからである
そのインタビューでは下記のような内容のことだった

「私の映画では基本的に、酒、ドラッグ、銃を使わないようにしている
何故なら、私の映画を見た子供達が、酒やドラッグや銃といったものに
憧れを持つ可能性があるからだ
そんなものがなくても、強く、かっこよくなることができる
そういった姿をみんな見せていきたい」

だいたいこんな感じのないようだ
このことはwikipediaにもかかれていない

私が知っている限りの彼の映画では
上記三点はほとんど使っていない
酒が主題のドランクモンキー_酔拳2でも
酒は悪の象徴として扱われ、不用意に酔拳をつかったジャッキーは怒られている

他にもシティーハンターという映画では
原作のマンガでは主人公は銃の名手にもかかわらず
ジャッキーがその約をやっているのに待ったく銃を使っていないので
すごい変な映画として伝説に残ってしまっている・・・

ともあれ、BIGスターが未来に向けて
きれいな発言をし、それを実現している
本当にすばらしいことである

パフォーマンスであってもすばらしいことである

 

 

PSYREN -サイレン- 岩代俊明

ジャンプで連載していたアクションマンガです。

ストーリーは謎の怪人ネメシスQにつれられ謎の世界につれていかれ
その世界で生残るサスペンスアクションです。
徐々に解き明かされる謎
能力ものバトルとしても見ごたえ抜群
キャラクターも非常に魅力的です
ジャンプで一線を張っていたマンガだけあって非常に優秀な作品です

また、ジャンプにしてはキャラクターがダークなメンバーも多かったり
思いがけないメンバーが活躍したりと
かなり懐の広い作品となります。

純情パイン 尾玉なみえ

打ち切りの女王尾玉なみえ先生のでユー作です

初めて読んだときにはジャンプ作品として異彩を放つギャグマンガでした
現在では恒例の二巻打ち切り(現在完全版の1冊)となっておりますが
かなりすごい勢いで右往左往しております
1話と最終話でまったく違う作品のようになっています

お勧めの一冊です

好きだけじゃ続かない 松田洋子

ママゴトの松田先生による短編集というより
ママゴトで人気が出たためにあわてて過去の失敗作を寄せ集めて本を出した作品です
まったくお勧めできません。

好きだけじゃ続かない

表題の作品です、本書では一番ましなできです
作者の憧れの青春を描いたオナニー作品です。

平凡なヨウコちゃん

作者の幼い頃の経験談です。
なんともメチャクチャな世界です。

青空必携1982

同じく作者の若い頃の体験記

ビックリハウスゲイトウェイ

同じく作者の若い頃の体験記・・・・これしかないんか

平穏なヒロコさん

最近の日記的なマンガです。本当におまけといった作品

症年症女 暁月あきら

めだかボックスの西尾維新先生と暁月あきら先生のコンビによる作品です。

めだかボックスでは何でもありのような作風でしたが
こちらの作品は逆に大きな制限によるかなりクローズドな作品となっております。

ストーリーは人の顔が認識できなくなるという奇病に犯された
少年少女の死ぬまで描かれておりますが
この顔が認識できないという描写が実際にマンガ内での表現として
主人公達以外は一切顔が出てきません
その顔が一切できていない中でも
各キャラクターの性格感情が描写されています。

また、病気の治療に当たるため
作品中のほとんどは病院でのシーンとなっております。

このかなり限られた世界の中で、非常に様々な表現がされており
かなり楽しませてもらえます
作品も3巻で終わるためお勧めの作品となります。

サタニスター 三家本礼

ゾンビやれいこの三家本先生による
いつものパターンの作品です。

三家本先生を知らない方のために説明すると
巨乳美女がスプラッタに皆殺し
これが全ての先生です

今回は主人公がサタニスターという
シスターでありながら悪魔の力が宿ったナックルを使うという
サタン+シスター=サタニスターという
闇シスターが悪を殺していくという設定です

一応主人公はこのサタニスターなのですが
スポットはそこだけでなく
敵犯罪者のバルキリー
巻き込まれた成長していくいじめられっこ
敵か見方謎のサイボーグにもスポットが当たり
4巻(現在発売されているバージョン)であきが来る前にきれいに完結します
三家本先生初めての方にお勧めの一冊です。

しみけん 蓮古田次郎

しあわせ団地の蓮古田次郎先生のスピンオフ作品です

本編でちょいやくのこわもてやくざの清水けんじ
恐面で普段は恐れられているが
彼も立派な駄目人間の一人でした

清水けんじこと、しみけんの駄目駄目ライフが楽しめるギャグマンガ

出てくる登場人物のほとんどがクズというなんともすごい作品です。

サイコメトラーEIJI 朝基まさし

何度もドラマ化された有名マンガです。

あえて説明しなくてもわかると思いますが
ストーリーはサイコメトラーと呼ばれる
ものに触れることでそのものに染み付いた記憶を読み取る能力をもった
不良高校生を主人公にしたサスペンスアクションです

ご時勢柄か主人公が未成年ながら
喫煙、飲酒、ドラッグと違法行為をほどほどに行っていきます。

ストーリーも推理はおまけ程度でメインはアクションとなります
かなり人智を超えたアクションがあり
コンクリに固定された柵を土台ごと引き上げたり
バットで殴られても耐えたりとかなり無茶をしています。

また、このマンガはギャグ回も魅力で
キャラクターの何キャラクターからは他のマンガで主人公を張っています。

ただ、このマンガ自体はスピンオフに比べると今いちなので
クニミツの政やでぶせんなどから入ることをお勧めします。

 

ゾンビの星 浜岡賢次

浦安鉄筋家族で有名なゾンビ好きの浜岡先生による
ゾンビギャグマンガです。

ゾンビに支配されてしまった世界
その中でひここもりゆえに生残れた一人の少女
その少女の日常を描いた作品です

ゾンビ好きだけあって、リアルにゾンビの世界を描いていく反面
ギャグマンガ家としてギャグ全開の展開は
ギャグを期待する人よりゾンビ好きにこそ読んで一冊です。

特に注目の話は最終回のゾンビがいなくなる話

ここから先はネタバレとなりますが
ゾンビだらけの世界になったあとゾンビの食料もなくなり
全てのゾンビが飢え死にしてしまうという展開
ゾンビ好きなら一度は考えたことがあるであろう
仮に全ての生き物がゾンビなったしまったらどうなるのかというところを書いています。

映画でもこんなゾンビ映画見てみたい

 

 

少女ペット 瑞木 彩

人間そっくりな形をした人工生物のペットを作り出せる近未来のお話
しかもこのペットは依頼主が希望したどおりの見た目で作り出すことが出来る

設定だけをいうとイメージする展開はエロコメ系であろうが
この作品はまったく違う雰囲気で話が進んでいく

具体的なストーリーとしては主人公は学生のころ
ある女性にイジメをうけていた
そして大人になり、少女ペットを作ることになり
いじめていた女性そっくりのペットを作る
一般的考えればエロイことをしたり暴力で復讐をすることを想像するかと思うのですが
主人公は再度そのいじめっ子にいじめてもらうために教育をしていくという
変態的な展開となっております

最後のオチも非常になんともいえない展開で
結論から言うとほとんどの人が幸せになりません
20人を愛するのも愛されるのも思いどおりにはいかないものだと思うラストです。

マジョンナ 三家本礼

ゾンビ屋れい子、血まみれスケバンチェーンソーなどで有名な三家本の短編集です
他の有名作品同様に巨乳、残酷ホラーあふれる短編集です

・マジョンナ
表題にもなっている作品で、謎の魔女マジョンナが悪霊退治をする話です

・クレージーママ
子供がイジメにあっている母親の苦悩を描いた作品
本当に狂ってます。

・画女
妄想の女性が現実になるとというテンプレのようなテーマを書いた作品ですが
世間一般の方向性とはかなりことなります。
ただし三家本先生のテンプレートからはあまりはずれていません

・美女アマンダ
謎の美女アマンダにかかわる話
ホラー全開のめちゃくちゃ作品です。

・スワンの水
プールにまつわるオーソドックスなホラーです。

・給食の飯田さん
給食費を払わないモンスターたちと戦う給食のおばさん飯田さん
三家本先生の色がよく出た一本です。

・夜の廊下を走るもの
・しのびよるもの
・呼ぶ穴
・闇を這う音
どれもかなり古い作品ですのでいまいちです。

 

 

聖骸の魔女 田中ほさな

乱飛乱外で有名な田中先生の新作となります。

一言でいうと洋風乱飛乱外となります。

それ以上でもそれ以下でもありません。
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