ZMAN 西川 秀明

ガンガンに掲載していたバトルマンガです
展開はベタで絵も荒いですが
勢いは相当なマンガです

とにかくキャラクター、設定ともに熱いものが多いです

主人公達ももちろんのことながら
敵の面々も熱いキャラが多いです

全11巻とまとまりもよく話もスッキリまとまっているので
お勧めのマンガです

 

兄ふんじゃった! 小笠原 真

サンデーにて連載していたギャグマンガ
兄と弟の掛け合いが面白いです

作者のデビュー作なので
作風がまったく安定していないです
逆にギャグマンガなのでそれがあきが来ないと思いきや

1話のページ数が少なく
作者の引き出しもすくないので
全8巻の間には飽きてしまうと思うので
買うにしても一挙買いはお勧めしないです

魔法陣グルグル 衛藤 ヒロユキ

ガンガンに掲載していたファンタジーギャグ
現在続編の
武勇伝キタキタが連載中です

ファンタジーの冒険とギャグが同時に楽しめるマンガです
ラストではラブコメになっていきます

タイトルにもなっている魔法ぐるぐるの謎も段々と解けていきます

楽しめる要素が多く
又、全てのクオリティがそれなりに高いです

特別どっかの方向にそれすぎることもないので
最後まで色々楽しむことができます。

PLUTO 浦沢 直樹

鉄腕アトムの地上最大のロボットを
巨匠浦沢直樹先生が大胆リメイクしたマンガです

私がこのマンガを始めて読んだときは何も予備知識無しに読んだのですが
1巻の最後にアトムが出てきてめちゃくちゃビックリしました

このマンガを読む前から地上最大のロボットは読んだことがありましたが
まったく気がつきませんでした

原作を読んでいてもその後の展開にはハラハラしっぱなしでした

本当に最後までどうなるのか予想もつかないビックリ展開がまっているので
これ以上のネタバレはしませんが

ひとつ言うことがあると
浦沢直樹先生は天才です

YAIBA 青山 剛昌

名探偵コナンで有名な青山先生の出世作です

現代に現れた侍の主人公が日本一を目指す冒険物語

名探偵コナンでは様々なトリックをひらめきで暴いていきますが
こちらのYAIBAでもアクションマンガ特有の努力、根性だけでなく
ひらめきで敵を倒してきます

ひらめきで敵を倒すときが多いので
強さのインフレをあまり感じずに最後まで読むことができます

又敵味方ともに人外のキャラクターが多く
名探偵コナンよりも独特のキャラクターたちを楽しむことができます

しいて残念な点があるとすれば主人公以外には
敵以外ほとんど見せ場がない点でしょうか
それでも主人公とそのライバルたちのバトルは
胸熱くさせるものがあります

私はコナンよりこっちのほうが面白いです

斬 杉田 尚

久し振りのジャンプ打ち切りマンガです

日本刀を持つことが許された現代社会のパラレルワールドでの
アクションマンガです

弱虫主人公が2重人格で強くなるという
ベタ極まりないマンガです
絵は基本的に下手ですが
シンプルで見やすいです

さらっと読み流すにはいいマンガです
可能性を感じさせる一本ですが

可能性を信じて再度ジャンプに帰ってきましたが
多少延命はあったものの結局そっちも打ち切りでした(´;ω;`)

ドラゴンクエスト4外伝-地獄の迷宮-―ドラゴンクエスト短編集 三条 陸 稲田 浩司

ダイの大冒険で有名な三条先生、稲田先生コンビの
ドラゴンクエストをテーマにした短編集です

タイトルの表題と「ドラクエI秘伝 竜王バリバリ隊」
の2本が乗っています

表題に関しては休載中(復帰するのか?)の冒険王ビイトのプロトタイプです
作者巻中コメントにもありましたが
ダイの大冒険にて書ききれなかったことを書いてあるとコメントしています
非常に面白く読み応えのある作品でした
内容に関して言えばダイの大冒険が好きであれば間違いないです
どちらかというと世界観を楽しむマンガです

同時収録の「ドラクエI秘伝 竜王バリバリ隊」も
上記と同じで非常におもしろいです
ただVジャンプの購買層をふやす目的で連載(?)されていたので
結構あっというまに終わってしまっています
地獄の迷宮と違いバトルがメインのマンガになります

両方ともダイのダイノ大冒険のテイストのまま
世界観、方向性を変えたものですので
ダイの大冒険好きは買って後悔はないでしょう

僕といっしょ 古谷 実

古谷実先生といえば「行け!稲中卓球部」デビューし
ギャグマンガ家として盛大に盛り上がっていくのかと思いましたが
現在ではかなりダークな内容のマンガを書いてます
その境目となったのがこの「僕といっしょ」だと思います
人によっては「ヒミズ」からと思う人もいるかも知れませんが
私はこのマンガが一番の境目だと思ってます

このマンガ最初はギャグマンガとして始まっていきますが
最後はとてもダークな話として終わっていきます

古谷先生のダークな話のパターンとして
この世の中には努力ではどうしようもないことがあり
不幸な境遇で色々主人公ががんばって生きますが
結局は根本的な解決ができずに
その後も道を歩んでゆく話が多いです

この僕といっしょも最後は主人公ががんばりますが
結局はなにも解決はしません

当時ギャグを期待して買ったのですが
もちろんギャグマンガとしても面白かったのですが

最後はなんだかなーと思いました

今と昔の古谷先生が見れるのはこの作品だけだと思います

金剛番長 鈴木 央

典型的なバトルマンガです

番長同士の熱いバトルを繰り広げます

熱いキャラ設定、熱い展開
少年マンガのテンプレートのようなマンガです

このマンガの一番の魅力は
やはりキャラクターの熱さにあるでしょう
間違いなく少年漫画が好きであれば
絶対にはまるはずです

ひとつ残念だったのは主人公の決め台詞が
ちょっと残念でした
「そいつはスジが通らねえな」
はいいのですが
「知ったことか」
はそれを定着させなくても・・・・
と感じました
1巻はまだ金剛番長のキャラ設定が固まってない段階が
色々名言が飛び出します
こっちをキメ台詞にしてくれればなあ
といった名言があふれてます

他のキャラクターもキメ台詞が様々あるのですが
そちらは安定しています
「あの世は年中無休なり」
「正々堂々卑怯をやらせてもらうよ」
「正義を実行します」

とにかくどのキャラクターも魅力的です
単行本も全12巻と極端なインフレは最終巻ぐらいですんでいます

王道のバトルマンガだと大体キャラクターがキン肉マンにあてはめられる法則があります
MR.NO2もその趣旨の企画です

いくつかのキャラクターで例を出すと

金剛 → キン肉マン
居合 → ロビンマスク
卑怯 → ラーメンマン
機械 → ウォーズマン
王狼 → バッファローマン

実は最初はこのマンガもMR.NO2で扱おうと思ったのですが
上にあるとおりテリーマンのポジションのキャラが存在しません
ちゃんと強いキャラは見せ場が用意されているので
好きになったキャラクターがぞんざいに扱われないので
その点も安心して読める点だと思います

ちなみに私の好きな射撃番長はやられ役でしたがヽ(;´Д`)ノ

よんでますよ、アザゼルさん。 久保 保久

悪魔召喚をテーマにしたギャグマンガ
主人公(?)のアザゼルを筆頭にかなり濃いキャラが集まっています

ドエロのアザゼル
スカトロのベルゼブブ
よくわからない男気を見せるサラマンダー
めんどくさがりやのベヒモス
気弱なオセ
ナルシストの
ルシファー

他の悪魔をテーマにしている漫画ではどのキャラも本来かっこよく書かれているのに
この漫画では全員ギャグキャラですΨ( ̄∀ ̄)Ψ

そんな中でも私が一番好きなのが
アンダイン

コミックのあおりにもあった
女は全てアンダイン
アンダインの台詞と同じ台詞を言われたことがある人は
逆に笑えなくなります(´-д-;`)

そんな人間臭い悪魔が暴れまわるアザゼルさん
かなり笑えます

デビルエクスタシー 押見 修造

今回もほとんどエロマンガです
悪魔と人間の恋の物語

エロの部分もそれなり見ごたえありますが
男はエロとエロじゃない部分でできているということが
メッセージとしてこめられているように思います

何言ってるかわからないと思うけど
読めばわかる

つーか4巻続いてるけど中身は結構薄いです

キン肉マンレディー 小川 雅史

キン肉マンのパラレルワードキン肉マンレディーです

もしキン肉マンの世界で超人がすべて女性だったら

(ミート君除く)

という世界観のもと描かれているマンガです

ストーリーは全てキン肉マンのストーリーをなぞっているので

キン肉マンを読んでいない人はまったく楽しめない作品です

キン肉マンの名前を使っていなかったら

大して面白くないレベルのマンガです

又発想としては以前レビューを書いたマジンザー乙女大戦と同じ発想で

おっぱいキン肉マンキン肉マンレディー

 

となっています

キン肉マンファンにはお勧めの一品ですが

それ以外の方は買わないほうがいいです

一応先日無事完結しましたが、中途半端に連載をきってしまい消化不良なラストになっています。

 

このパターンで人気が出てくれば

北斗の拳、DORAGON BOLL、などの名作バトルマンガも

同じ手法の販売戦略にでるかもしれないと思っていたら

聖闘士星矢でも同じことするみたいですね

 

シェイク・ヒップ! 山口 譲司

痴漢の漫画です

はっきり言ってかなりエロイです
というより見せ場はエロさだけです
山口先生は絵がすごくうまいので
エロ目的の人はかなり期待ができます
改めていいますがエロ目的以外では買う意味ないです

ちなみにこのマンガで一番ビックリするのは
18禁ではないことです

 

G・HARD 史村翔 所十三

本日はハードボイルドマンガのジハードを取り上げます
所先生といえば代表作がといえば「名門!多古西応援団」「特攻の拓」
などヤンキーマンガがあがり
ついこないだまでは恐竜マンがばかりをかいていましたが
それ以外のジャンルも書いています
このマンガの前にも同じ原作コンビで「SHOGUN」
というマンガも書いています

さてこのマンガは荒廃した未来で特殊訓練を受けた子供たちが
青春を取り戻していくマンガです

序盤は同じ組織の出身者同士の争いを描いていますが
後半は所先生得意(?)の人情話です

先に書きましたが舞台は「荒廃」した未来なのですが
後半になると普通の日本になってる(! ̄д ̄)

ともあれ失われた青春を取り戻そうともがく人間模様
特殊部隊の訓練で培った能力で無双するシーンと
読み応え抜群のマンガです

激烈バカ 斉藤 富士夫

マガジンで一時代を築きあげたマンガ

スーパードクターYKK
板橋区のひとみちゃん
なんちゃって野郎
欲求ふ・マン
トントン
バカの洋子

強烈なキャラクターがおりなす
爆笑必須のギャグマンガ

このマンガをきっかけに
四コマのようなテイストを
1,2Pに展開する手法が広がったように思います

吉本で実写ビデオ化もしましたが
さすがのアマゾンでもラインナップにないようです
主題歌の激烈ロックはなぜかありました