七夕の国 岩明 均

マンガ好きなら誰しもが考える
もし自分に超能力が使えたら・・・・

未来予知ができたら大金持ち
透明人間になったら悪戯しほうだい
瞬間移動ができたら超便利

など色々考えたかもしれないですが

じゃあカメハメ波が使えたら
幼い頃なら喧嘩で負け無しと考えるかもしれませんが
大人になって考えれば
実際使い道ってほとんどないかと思います
威力にもよるかもしれませんが
結構使えないですね

さて本題のこのマンガですが
大学生の主人公が幼い頃から使えた超能力が
その謎とともに能力が覚醒していきます

少年漫画であればバトル展開にいくんでしょう
ですがこのマンガのターゲットは大人
能力があったからといって意外に使い道がないことを見せ付けられます

又能力の開花にあい主人公の内面の成長もかかれていますが

学生→社会人

といったレベルの成長でしかありません

ですが大人ならわかりますが
それは大体の人にとって大きな成長になります
それを実感できない人が読んでも
面白いマンガではないですが

大人のかたならきっと面白いでしょう

大好王 ダイスキング 道元 宗紀

珍しいハンドボールを題材にしたマンガです
恋愛+スポーツ
の王道マンガで、キャラクターも個性があるのですが
残念ながらこの人のマンガことごとく打ち切られていきます
ほかにも多くの打ち切りマンガがあります

マンガ自体はそれなりの完成度があるので
おそらくこの人ジャンプと愛称が悪いのでしょう

このマンガは絵もまだ発展途上ですので
ちょっと安定はしないですし、打ち切りのため
話もスッキリ解決しませんが

それなりの読み応えはあります

心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG―マンガで分かる理想と現実の115の違い  ゆうきゆう

RPGの世界がめちゃめちゃリアルだったら
という仮定のギャグマンガ
心理学的解説もついてきます

話はとても面白いのですが
ネットで同じものが読めるので
わざわざ買うこともないでしょう

一応ネットと違うネタ、改変もありますが
お金だしてまで買うほど変更があるわけではないです

TOKYO女神’S 赤羽 シュン

デリバリーヘルス「ニケの女神’S」
そこはあなたの心と体を癒してくれる最高の女神たちと
強面だが
心優しいオーナーのいる店・・・・・・

ある意味これが話の全てなのですが
1話完結型の簡単に言うとデリヘルを舞台にしたちょっといい話です

読んだ後はデリヘルをよびたく心癒されることでしょう

なんだかんだで日本人はこの手の話のパターンに弱いですね

主将!!地院家若美 やきうどん

BLことボーイズラブの究極系
ホモネタのギャグマンガです

正直まじめにやっているBLですらギャグマンガにしか
見えないんですが・・・・
とにかく羽目をはずしすぎたネタのオンパレード
と思いきや
作者が打ち切りとの戦いを続けているようで

ベタなネタ
ハードシモネタ
お色気
マジバトル

などけっこうネタがばらけます
どのネタもレベルが高く
おそらく広いファン層の人がこのマンガを楽しめるでしょう

ただひとつ大きな欠点があり
作者も自分で言っていることですが
絵が下手です
絵がうまくなったらつまらなくなる作家さんもいるので
この荒削りな楽しさを味わえるのも今のうちだけかも知れません
実際1巻~10巻の間だけでも結構ネタにぶれがあります

あずまんが大王 あずまきよひこ

萌え四コマの決定版といえばこのマンガ
このマンガのヒット以降
萌え+四コマ=萌え4コマ
という新たなジャンルを生み出したマンガです

ただその点で大きく異論があるのが
このあずまんが大王は4コマとしても
非常に面白いマンガだったということです

マンガにとって絵も面白さの重要なファクター
のひとつであることは間違いないことですが
おそらくこのあずまんが大王に使われたネタであれば
違うマンガ家が書いても評価の高いマンガになったでしょう
その証拠に多くの他のマンガにて
まったく同じネタを使っているのを見たことがあります

それに対しその後萌え4コマでは
おそらく絵が違えばヒットに結びつかなかったマンガが多くあると思います
ちょっと前に大ヒットになった「けいおん!」も四コママンガとしての
完成度は正直言ってかなり低かったと思います
(萌え4コマとしての完成度は又別の話です)

後の四コママンガに大きな影響を与えたあずまんが大王
今見ても笑ってしまいます
4コマ好きも、萌え好きもきっと満足のいくマンガです

大棟梁 西条真二

男だったら自分の城家を持って
一国一城の主にあこがれるものです
このご時勢でそれがかなわぬのなら自分で立てよう
というマンガではなく
大工のマンガです

大工がテーマというとどんなマンガになるのか
想像しがたいと思います
又、家を建てる工程のなかで
大工が全てを行うわけではなく
実際には色々な業者と協力しながらひとつの家がたつのです

というぱっと思いつく疑問がマンガのなかで特に解決されません(T-T)

最後までどんなマンガに持ってくか右往左往したまま打ち切りとなります
西条真二ファンにも進めるのをためらわれるマンガです

 

リセット 筒井 哲也

団地内でおきる連続不審死の謎に迫るミステリー
途中はかなりダークな感じで進んでいきますが
それとは変わってラストは一挙に明るい雰囲気になります。

1巻で全て完結し、話もテンポよく進むので
軽くミステリーが読みたいのならお勧めですが
話の流れが若干強引に感じました

「あなたの人生は失敗しました。リセットして下さい」

尾玉なみえ短編集 脳酸球 尾玉 なみえ

打ち切り界の女王尾玉なみえ先生の短編集です。

サラリーマンと人妻の不思議な空間
「燃えよセールス」
サルと人の交流を描いた
「サルっ子ペペ」
その他ちょっとした短編2本におまけマンガ

全体的にいつもの尾玉なみえ先生の作風です
シモネタとくだらないネタのあわせ技です

それよりもこの本で私が一番笑ったのは本の横です

これはネタ晴らし無しにしておくので、
気になった方は本屋にあったとき見るか
買って下さい

「毎度ありーーーーー」

第二回 MR.NO2

二回目のMR.NO2は

チボデー・クロケット

登場作品 機動武闘伝Gガンダム

出身地   アメリカ

身長    192㎝

体重    87㎏

搭乗MF  ガンダムマックスター

今回はマンガにもなっていますがアニメの登場キャラ

彼は他のキャラ主人公のドモンカッシュとの対戦に対して

「竜虎あいうつ」

又、主人公から

「俺のライバル」

などとドモンと同等の力として評価されていますが

実際に始めてドモンとの戦いをしたとき

完全に敗北し、ドモンに見逃してもらったような形で初戦をしめます

しかもこのGガンダムですがライバルキャラがほかにも3名いるのですが

完全に敗北という形で終わったのは彼だけです

ほかのキャラは引き分け、運がよければ勝っていたかもしれない者もいました

一応フォローしておきますとマンガ版Gガンダムでは

引き分け的に終わっています

前回の取り扱ったテリーマンもアメリカ出身でしたが

何かアメリカから圧力でもかかっているのでしょうか・・・・

次回はストリートファイターのケンでも取り上げようかと思いましたが

止めときます

ミリオンシャンテンさだめだ!!  片山 まさゆき

以前にやった根こそぎフランケンの逆バージョンです
麻雀において運の悪いやつは何やっても勝てないという話です

麻雀マンガといえば主人公は
オカルト、攻め
の麻雀をしているキャラが多いなか
主人公の打ち方は
デジタル、守り
の麻雀です

確かに運の悪い人間はデジタル、守りで
打たなければ絶対に負けるわけですから
非常に理にかなった打ち方です
ただそれがマンガの主人公となると地味で面白みがない・・・と思いきや

あるあるネタも使いつつで結構面白い
特によくあるギャンブルの心理で
ここまできたらあとには引き返したくないといったときに
主人公は惜しげもなく引き返します
実際ギャンブルをやったことがある人間だったらわかりますが
進むことより、引くことのほうが決断力がいります。

世の中にはみんなの前で活躍するヒーローだけでなく
ヒーローの後ろで援護する人がいてこそ
ヒーローが活躍できることを実感できるマンガです

マジンガー乙女 立花未来王

スーパーロボットおっぱいマジンガー乙女

ある意味これがすべてのマンガです
おっぱいとスーパーロボットの両方がすきだったら一見の価値ありです

一応ストーリーを説明すると
マジンガーにあこがれる博士が
女の子型のオリジナルマジンガーを開発し
その女の子のドタバタバトルコメディー(ぽろりもあるよ)です

全体的ネタの方向性が子供向けになっているので
マジンガー、グレートマジンガー、グレンダイザー、鋼鉄ジーク
の名前を知らなかったら止めましょう

悟空道 山口 貴由

世の中には西遊記をモチーフにした漫画山のようにあります
一番有名なところですとドラゴンボールでしょうか
ただどのマンガも大体途中(結構序盤)から
西遊記とまったく関係ない話になってしまう

もともと西遊記自体がちゃんとまとまった文献として乏しいことも
理由のひとつではあり
原作には各キャラクターの性格面がしっか描写されておらず
基本世の物語は大体そのキャラクターの魅力でなりたっていることが多く
物語を作る際にキャラクターを固めると
だんだんキャラクターが勝手に動いてしまう
というより話にそってそのキャラクターを動かすと不自然になってしまうそうです
たまにマンガで新キャラを出した時にそのキャラが魅力的過ぎると
作者もそのキャラに引っ張られて思いもせぬ方向に
物語が進むときがあるそうです

だいぶ話がそれましたが
この悟空道はキャラがブッチギリすぎて
話が変な方向にいきそうになりますが
強引にいく悟空と博愛の三蔵法師が互いにバランスを取り
順調に西遊記として物語を進めていきます

このマンガの魅力というよりこの作者自体の魅力ですが
とにかくキャラがひとつの方向にブッチギリすぎてるキャラが多いので
物語自体がスッキリ終わることが多いです
このマンガも爽快なキャラが爽快に冒険を進めていきます

もうひとつこの作者の魅力として
ねらってるのか狙ってないのか
ギャグシーンに見えてしまうシーンがよく出現します
この魅力は説明しても伝わらないので
是非読んでみてください

特に沙悟浄の歌は是非見てください

後このマンガの最大の見せ場は
最終回最後の見開きです
それを見るために読んでいっても後悔はないと思います。

大好きなマンガなのでつい長くなってしまいました

仏契
ブッチギリ

イフリート 吉田 正紀

組織に改造され通常の生活を送れなくなった2人が
能力を使って事件を解決していきます

炎と氷、明と暗、男と女
おやっさん的なキャラ等々
設定、出てくるキャラたちすべてがベタですが
絵もシンプルで読みやすく
あっと今に読み終わってしまうでしょう

おそらく意外な展開はまったくないですが安心して読むことができます
全9巻ですがだれないちょうどいいところで終わっています

殺し屋麺吉 富沢 順

マンネリ漫画家といわれる富沢順先生のマンガです
基本の流れとしては

悪い人に被害を受ける

色々がんばるが殺される

天誅ラーメン一丁

やっかましいやい

必殺技

毎回このパターンです
作者もおまけページでマンネリについて書いてます

ちなみに私はマンガで毎回同じパターンを繰り返すが
何度読んでも面白い作品や
しょっちゅう見てるシーン、設定だけど面白いことを
「黄金率」と呼んでます
今後もブログないで黄金率という言葉が出たらよろしくお願いします。

話がそれましたが見事に黄金率から成り立っているこのマンガ
たまにパターンずらしもありますが
多分1冊買ったら止めれなくなりますが
今のところ発行されているのが6巻ですが
中途半端なところで終わってます
終了当時は連載再開する予定だったようですが
実際再開されていませんし
6巻の続きは永遠に読むことができないんでしょうね(´;ω;`)

飲み干しちまったな命のスープ