履歴書

よくネットを見ていると
履歴書をいまだに手書きをよしとするのは悪しき風習だと書いてある
こういうことを見ると笑ってしまう

この他にも、履歴書には何を書いたほうがいい
履歴書は大学指定のもののほうが有利だ
写真は写真館でとったほうがいいも
等色々なことが好き勝手言われている

こういう細かいことを見ているとそもそも履歴書が
なんなのかわかってない人が多く
そういう人に限ってあれやこれや言っているなと思う

昔人事の仕事をしていて、周りの会社の人事の人とも話したことがあるが
その結論として、履歴書は必要最低限のことが記載されて、
その内容が正しければ別になんだって問題ない
はっきり言って人事の人間は履歴書をちゃんと読んでいない

間違ったことやおかしなことが書いてなければ
基本は面接の印象を第一優先にする
別に履歴書が手書きだろうが、PCを使っていようが気にしない

ただ、非常に募集が多い会社の人事は派遣を雇って
履歴書の誤字脱字チェックを行って
誤字脱字があった履歴書を一律で不合格にしたり
募集要項で手書きのみに絞ったりしている
考えてほしい、なぜそんなことをするのかと
なぜ、全員を面接しないのかと

答えは簡単で、全員とあっている時間がないからだ
特に役職が上ほど仕事の時間が貴重になる
だから面接を何段階もして最終決定者の時間を無駄にしないようにしている

また、よく書かれているのを見るのが
日本は減点方で落としていくから天才が生まれないと
こういっている人間もやはり面接の本質がわかっていない

面接が減点方か加点方なのかはその面接をしている人の立場による
最終決定者以外の面接菅の仕事は上の人間に無駄な時間を使わせないように
見込みのない人間を切り落とすのと
最終決定者が地会おう可能な人数まで絞り込むことが目的である
そのように絞り込む場合は、減点方のほうが効率がいいのだ

逆に最終決定者は採用者を決定し
その人間の結果に対して責任を持たなければいけないのだから
一番きにいった人間をえらぶのだ
このことを理解しないで面接に挑んでいる人間が非常に多い

さて最初に話が戻るが
履歴書の色々言われていることだが
対してライバルのいない環境でなら基本は適当で問題ない
写真だってスピード写真でも問題ない
ただ、ライバルが非常に多い会社であれば
少しでもライバルに勝つためにちょっとでも有利に運ぶように考えなければいけない
履歴書を手書きで書いて熱意をアピールするのも手段のひとつだ
履歴書のテンプレートなんかは何でもいいが
少しでも自分がアピールしたいことを書ける欄があったほうがいいだろう
写真も少しでも印象よく見えるようにきれいにとるところでとったほうがいいだろう
そういうことの積み重ねが最終的な結果をわけるのだ

昔自分が面接官をしているときに
職務経歴書を特別持ち物として指示していなかったのだが
中途の人間であれば、アピールするために
皆持ってくるのだが、ある時持ってこない人がいて
なぜ持ってこないのか聞いてみたところ
指示がなかったのでと回答が来た
その後面接で過去の職務経歴に質問したのだがろくすっぽ回答できていなかった
ああ、駄目なやつは何やってもだめだなーと感じた

と色々書いてきたが
タイムマシンがあったら、学生時代の自分にこのことを教えてやりたい・・・・・・

 

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