先日障碍者施設を襲撃するという
戦後最悪の被害者をだした事件がおきた
事件自体はキチガイが逆恨みという
猟奇殺人と呼ぶにふさわしい事件の真相であったが
やはり世間的に今回の事件でニュースなどでは触れられていないが
一番注目されている点といえば被害者が障碍者だったという点だろう
きれいごとを言うのであれば障害者であっても命の重さは平等というべきなのだが
実際にはそのようなことはないだろう
だが一言で障碍者といってもレベルが違うので
楽にしてもらったという人もいれば
日常生活に戻れそうな人もいただろう
それをひとくくりにできないため
なかなか今回の事件の被害者の気持ちというのは考えるのが難しい
むしろ今回の件で一番被害をうけたのは
被害者遺族達であろう
ただ一言に被害といっても
おそらく遺族の気持ちは複雑な方も多いかと思う
以前に障碍者の息子をもつ親と話す機会があったが
その時いっていたのは
「一番怖いのはこの子が自分より長生きするのが怖い」といっていた
また「自分が先に死にそうになったら、この子の首を絞め殺したい」ともいっていた
子供に対する愛情が深い親であったもこういう気持ちになる
仮に今回の被害者の親に同じ気持ちの親がいたとしたら
その人は悲しんでいるのだろうか、怒っているのだろう、それとも喜んでいるのだろうか
非常にその気持ちが気になる
もちろん遺族の中にはその人の面倒を押し付けられた人もいるだろうから
そういう人たちは喜んでいるだろう
場合によっては施設から賠償金がでてプラスになった人もいるかもしれない
今回の事件は本当に考えさせられる事件であった
あとキチガイはどこにでもいるんだなと・・・・