許し

人との間と書いて人間
どうあがいても我々は人とのかかわりを切り離して生きて行けない
たまに世捨て人のように生きている人であっても
完全に文明の利器を捨てている人はごくわずかだ
それぐらい人というものは弱く寄り添い会わなければ生きて行けない

そして人と人が暮らしていけば必ず争いがおきる
この世の人間は全て違うので必ず摩擦が起きてしまう
これは決して避けることはできない
ただ起きた摩擦をどのように扱うかは人それぞれだ
相手をうちまかそうと躍起になることもできるが
相手を重い一歩引くこともできる
多くの場合においていさかいにどちらが正しいということは少ない
正しいように見えるだけで
実際にどちらが正しいともいいきれないことのほうが多い

相手が仮に間違っているときにはどうすればいいのだろうか
理解できるまで話し合えばいいのか
それともまちがっていることがわかった上で1歩行くこともできる
相手の気持ちに立ち改めて本当にまちがっていたかを考えることもできる
どうでもいい相手であれば適当にやっておしまいだが
相手と深い中であれば適当に終わらすことはできない
相手を想い過ちを正してあげたいと思うこともある
相手を立てて身を引くこともある
ただどうなっても忘れてはいけないのは敬意だと思う
どのような行動をとっていても相手への敬意があれば
どうなってもきっと最後には分かり合うことができるだろう
ただ、相手がそのリスペクトを忘れていたときには
それ相手に思い出させなければいけない
だが、相手が最初からこちらに敬意をもっていなかったとしたらどうだろうか

この話しに結論はない、私もどうしていいのかわからない
隣への人へちょっとの敬意があれば世の中平和になれるかもしれない

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