巨乳ハンター 安永 航一郎

この漫画を買ったときはタイトルだけにひかれて買ったのですが
お色気シーンはほとんど無しです
多少はありますが期待して買うのは止めましょう
基本ギャグマンガです

ストーリーは胸の貧しい女の子が
巨乳に嫉妬して襲いまくる話です

これを買う人はだいたい巨乳好きでしょうから
主人公に対して申し訳ない気持ちを抱いてしまうでしょう

最近ロリとか貧乳好きを誇示する人がいますが
なんだかんだいって男は巨乳好きが多いので

女性で胸の貧しい方はスカっとするマンガでしょう

 

金剛番長 鈴木 央

典型的なバトルマンガです

番長同士の熱いバトルを繰り広げます

熱いキャラ設定、熱い展開
少年マンガのテンプレートのようなマンガです

このマンガの一番の魅力は
やはりキャラクターの熱さにあるでしょう
間違いなく少年漫画が好きであれば
絶対にはまるはずです

ひとつ残念だったのは主人公の決め台詞が
ちょっと残念でした
「そいつはスジが通らねえな」
はいいのですが
「知ったことか」
はそれを定着させなくても・・・・
と感じました
1巻はまだ金剛番長のキャラ設定が固まってない段階が
色々名言が飛び出します
こっちをキメ台詞にしてくれればなあ
といった名言があふれてます

他のキャラクターもキメ台詞が様々あるのですが
そちらは安定しています
「あの世は年中無休なり」
「正々堂々卑怯をやらせてもらうよ」
「正義を実行します」

とにかくどのキャラクターも魅力的です
単行本も全12巻と極端なインフレは最終巻ぐらいですんでいます

王道のバトルマンガだと大体キャラクターがキン肉マンにあてはめられる法則があります
MR.NO2もその趣旨の企画です

いくつかのキャラクターで例を出すと

金剛 → キン肉マン
居合 → ロビンマスク
卑怯 → ラーメンマン
機械 → ウォーズマン
王狼 → バッファローマン

実は最初はこのマンガもMR.NO2で扱おうと思ったのですが
上にあるとおりテリーマンのポジションのキャラが存在しません
ちゃんと強いキャラは見せ場が用意されているので
好きになったキャラクターがぞんざいに扱われないので
その点も安心して読める点だと思います

ちなみに私の好きな射撃番長はやられ役でしたがヽ(;´Д`)ノ

キン肉マンレディー 小川 雅史

キン肉マンのパラレルワードキン肉マンレディーです

もしキン肉マンの世界で超人がすべて女性だったら

(ミート君除く)

という世界観のもと描かれているマンガです

ストーリーは全てキン肉マンのストーリーをなぞっているので

キン肉マンを読んでいない人はまったく楽しめない作品です

キン肉マンの名前を使っていなかったら

大して面白くないレベルのマンガです

又発想としては以前レビューを書いたマジンザー乙女大戦と同じ発想で

おっぱいキン肉マンキン肉マンレディー

 

となっています

キン肉マンファンにはお勧めの一品ですが

それ以外の方は買わないほうがいいです

一応先日無事完結しましたが、中途半端に連載をきってしまい消化不良なラストになっています。

 

このパターンで人気が出てくれば

北斗の拳、DORAGON BOLL、などの名作バトルマンガも

同じ手法の販売戦略にでるかもしれないと思っていたら

聖闘士星矢でも同じことするみたいですね

 

激烈バカ 斉藤 富士夫

マガジンで一時代を築きあげたマンガ

スーパードクターYKK
板橋区のひとみちゃん
なんちゃって野郎
欲求ふ・マン
トントン
バカの洋子

強烈なキャラクターがおりなす
爆笑必須のギャグマンガ

このマンガをきっかけに
四コマのようなテイストを
1,2Pに展開する手法が広がったように思います

吉本で実写ビデオ化もしましたが
さすがのアマゾンでもラインナップにないようです
主題歌の激烈ロックはなぜかありました

 

神様はサウスポー 今泉 伸ニ

今第二部もやっているいるマンガの第一部です

修道院で育った主人公が
父親の夢をおってボクシングのチャンピョンを目指すマンガです

面白いですがその人の年齢によるとは思いますが
はっきりいって古臭いです

当然20年以上昔のマンガですから古臭いのあたりまえなのですが
設定キャラが当時のベタなものなので
今読むと古臭さがすごいです

ですが基本的に王道(昔の)で進んでいくので
不快に思うような展開はありません

後この作者の癖なのですが
最後のオチを濁す作風なので
そういったオチが嫌いな方にはお勧めできません

 

カジテツ王子 向浦 宏和

たまに働きたくなくてたまらないときが
社会人だったら誰でもあると思います
そんなときはこいつを読んでください

ニートのギャグマンガ

別に読んでもニートに同情することはありません
むしろ楽そうにしているニートもそれはそれでつらいとわかるマンガです

又本当につらいときに助けてくれるのは
お金でも、仕事でもなく
人とのつながりだけが人助けてくれることが
メッセージとして隠されているように思いました

疲れているあなたに笑い、感動、優越感などで癒してくれるでしょう

狂四郎2030 徳弘正也

ジャングルの王者たーちゃんで有名な徳弘先生による
青年向けマンガです
たーちゃんも十分青年向けのような気がしますが
このマンガはかなり大人向けのマンガです

ストーリーは2030年の日本を舞台にした
SFアクションラブコメといった感じですが
世界観がとても深く
階級、遺伝子による完全な人種差別
男女が別々生きていかなければいけない世界
バーチャル世界によって不満分子を抑える科学
本当の人間の生き方についてがえぐく書かれています

又SF、アクション、恋愛、ヒューマンドラマと複数の要素をかねていますが
大雑把に書いた要素も
アクションであれば
人同士のタイマン、戦争、怪物との戦い、ロボットとの戦い
恋愛においても
純愛、エロ、フェチ、異常愛
などのように一筋縄ではない
複数の要素が楽しめます

特にその魅力のなかで全体的な方向性として
人間の本性みたいなものがテーマになっており
結局人間はという展開もありますが
人間は最後まで誇りをもって生きていける強さも描かれています

ただ作者いわくこの作品は恋愛もので
全ての設定キャラクターは主人公とヒロインの恋愛の副産物でしかなく
色々設定を膨らましますが
全てが解決するわけではなく
恋愛の完結とともにマンガも完結となっております

ちなみに私の最終回の予想は
タイムマシンを使って江戸時代に二入でタイムスリップし
幸せに暮らすという予想でしたが
おおハズレでした

とにかく読み応えのある大作マンガです

子供学級 桜井 のりお

みつどもえがアニメ化もし好調の桜井のりおのデビュー作
みつどもえはファン層が萌え層がメインになっており
あざとい感じが見え隠れしてきているので
だんだん当初をマンガの方向性が変わってきてしまっていますが
こちらは最後まで萌え要素もなく(一応あるか?)
ギャグマンガとして突っ走っています

大雑把に説明すると
大人に見えない主人公の女教師のドタバタギャグマンガです

同誌掲載の浦安鉄筋家族の影響を色濃く受けていますが
自分の作風をうまく生かした勢いのあるギャグマンガです
デビュー作なので絵は少し残念ですが
それでもそれを補って余りある勢いがあります

TVなどでも深夜の頃は面白かったが
ゴールデンにいったらつまらなくなったという話をよく聞きますが

やはり荒削りな頃はとにかく右往左往して
失敗もありますが、すごい大当たりがあり
未熟ながらも爆発的なパワーを生み出しています
スポーツの世界でもよくある
ハングリー精神がにじみ出てるマンガです

カッコカワイイ宣言!  地獄のミサワ

ネットで話題の地獄のミサワ先生のギャグマンガです
ブログで見たネタは面白かったのですが
それをマンガで長々みせらると・・・・・・
基本的にネタの方向性はブログと一緒ですので
ブログで満足しておきましょう

悟空道 山口 貴由

世の中には西遊記をモチーフにした漫画山のようにあります
一番有名なところですとドラゴンボールでしょうか
ただどのマンガも大体途中(結構序盤)から
西遊記とまったく関係ない話になってしまう

もともと西遊記自体がちゃんとまとまった文献として乏しいことも
理由のひとつではあり
原作には各キャラクターの性格面がしっか描写されておらず
基本世の物語は大体そのキャラクターの魅力でなりたっていることが多く
物語を作る際にキャラクターを固めると
だんだんキャラクターが勝手に動いてしまう
というより話にそってそのキャラクターを動かすと不自然になってしまうそうです
たまにマンガで新キャラを出した時にそのキャラが魅力的過ぎると
作者もそのキャラに引っ張られて思いもせぬ方向に
物語が進むときがあるそうです

だいぶ話がそれましたが
この悟空道はキャラがブッチギリすぎて
話が変な方向にいきそうになりますが
強引にいく悟空と博愛の三蔵法師が互いにバランスを取り
順調に西遊記として物語を進めていきます

このマンガの魅力というよりこの作者自体の魅力ですが
とにかくキャラがひとつの方向にブッチギリすぎてるキャラが多いので
物語自体がスッキリ終わることが多いです
このマンガも爽快なキャラが爽快に冒険を進めていきます

もうひとつこの作者の魅力として
ねらってるのか狙ってないのか
ギャグシーンに見えてしまうシーンがよく出現します
この魅力は説明しても伝わらないので
是非読んでみてください

特に沙悟浄の歌は是非見てください

後このマンガの最大の見せ場は
最終回最後の見開きです
それを見るために読んでいっても後悔はないと思います。

大好きなマンガなのでつい長くなってしまいました

仏契
ブッチギリ

殺し屋麺吉 富沢 順

マンネリ漫画家といわれる富沢順先生のマンガです
基本の流れとしては

悪い人に被害を受ける

色々がんばるが殺される

天誅ラーメン一丁

やっかましいやい

必殺技

毎回このパターンです
作者もおまけページでマンネリについて書いてます

ちなみに私はマンガで毎回同じパターンを繰り返すが
何度読んでも面白い作品や
しょっちゅう見てるシーン、設定だけど面白いことを
「黄金率」と呼んでます
今後もブログないで黄金率という言葉が出たらよろしくお願いします。

話がそれましたが見事に黄金率から成り立っているこのマンガ
たまにパターンずらしもありますが
多分1冊買ったら止めれなくなりますが
今のところ発行されているのが6巻ですが
中途半端なところで終わってます
終了当時は連載再開する予定だったようですが
実際再開されていませんし
6巻の続きは永遠に読むことができないんでしょうね(´;ω;`)

飲み干しちまったな命のスープ

 

 

暗号名はBF 田中 保左奈

スパイアクションものコードネームはベイビーフェイス
普段は普通の子供だが
特別な薬を使うと一定時間だけ大人になれるスパイ達の物語
絵もうまく、主人公のキャラも魅力的なものが多く
お色気もあり、全体のテンポもよかったが
狙った世代層がよくわからなかった

主人公は小学生のため共感するのは小学生なのだろうが
主人公の能力が女性を魅了する能力のため
もう少し年上でなければこの能力をうらやましいとは思わないだろう

子供心を失わない大人だったらきっと面白かったろう
というか俺がそのターゲットだった・・・・

 

監禁探偵 西崎 泰正 我孫子 武丸

巨匠我孫子武丸先生原作による
本格ミステリーマンガです

監禁した少女と一緒に事件を解決していく主人公
推理要素はほとんどありませんが
登場キャラの魅力、シュチュエーションが面白いため
ミステリー期待の人にはいまいちかもしれませんが
とても面白かったです

いやー主人公の父親が犯人だと予想していたのですが・・・・・

さすがに犯人のネタバレは止めておきますが
変態の主人公
サバサバしたとらわれの少女の掛け合いはよかったです

ちなみにマンガブログなので細かいことは書きませんが
我孫子武丸先生の作品でお勧めはOの殺人です。

甲竜伝説ヴィルガスト すみだ ひろゆき

昔なつかしの王道ファンタジーRPG風漫画
昔ながらのドラクエ、FF(5以前)が好きな人なら
文句なく楽しめるでしょう
今の時代からすればノスタルジックな展開ですが
当時のファンタジー系マンガの王道ストーリーで展開します

学生

異世界ワープ

異世界で冒険

異世界すくう

全7巻と多少インフレはありますが
なんとか許容範囲のインフレのうちに最終回を迎えます

 

キン肉マン2世 究極の超人タッグ編 ゆでたまご

キン肉マン2世のタッグ編です。

二世の通常のところから、レジェンド超人がファンの中で期待が高まったために
タイムスリップをして新旧超人入れ乱れの乱戦が始まります。

タッグに関しては1世の最後のほうでも人気タッグの応募を行うなどしていましたが
その後実現することなく連載は終了してしまいました。
その今までの期待を一心に受けた色々なタッグが見れるのかと思いきや
かなり残念なことになっています。

残念どころの最大の理由はいくつかあります

まず大きいところとして

人気悪魔超人が出てこない

アシュラマン、サンシャイン、ザ・ニンジャといった人気悪魔超人がまったく出てこない
キン肉マンの魅力多くを占める名悪役たちがまったく出てこない
二世の主力悪魔(元)超人であるチェックメイトも出てくるのにまったく戦いません

サンシャインXチェックメイト
悪魔師弟コンビ

アシュラマンXチェックメイト
新旧悪魔プリンス

万太郎Xチェックメイト
正義悪魔プリンス

等々使いどころによってはいくらでも盛り上がれそうなところをどぶにすてています

次にいまいちな点として

タッグの組み合わせがしょぼい

ロビンマスクXテリーザキッド
見事なまでにロビンマスクの魅力が足手まといによって消されています

ジェロニモXブロッケンジュニア
雑魚と雑魚が組んでも雑魚感が増すだけです

次に

無駄な新キャラが多い

既存で魅力的なキャラがたくさんいるのに
切られ役、ラスボスだけならまだしも、万太郎のメインタッグも新キャラにする無能っぷり
人気や盛り上がりのためなら人気キャラでも平気で殺すゆで先生の作品とは思いません。

万太郎であれば、親のキン肉マン、上記記載のチェックメイト、
ネプチューンマン、ラーメンマン、バッファローマン
最悪でもテリーザキッドと組んでもどれでも盛り上げることが出来るのに
非常にもったいない

最後に新旧のタッグがほぼない

折角タイムスリップして(しかもそのくだりも1巻以上つかう)
新旧絡みコンビは上記に記載した
ロビンマスクXテリーザキッドのみです
せめて親子コンビ、師弟コンビぐらいは1コンビぐらい実現してもいいかと・・・・

とほとんどいいとこなしの作品ですが

ネプチューンマンXセイウチン
ウォーズマンXマンモスマン

等等期待高まるタッグだけ見所です。

後、スペシャルマンXカナディアンマンの迷コンビも健在です。