超長期連載寿司人情マンガの67巻です。
この漫画はキャラクターが実際の時と並行して成長していくので、それがリアルで非常に面白いです。この巻では娘の緑が大分大きくなって、しゃべる言葉多くなっていき、かつ、旬の子供時代とリンクさせるような行動をとり、感動を呼びます。
話やネタはワンパターンなのですが、各キャラクターが徐々に成長していくところが読む人の心をくすぐります。
現実世界では話せない心の叫び
超長期連載寿司人情マンガの67巻です。
この漫画はキャラクターが実際の時と並行して成長していくので、それがリアルで非常に面白いです。この巻では娘の緑が大分大きくなって、しゃべる言葉多くなっていき、かつ、旬の子供時代とリンクさせるような行動をとり、感動を呼びます。
話やネタはワンパターンなのですが、各キャラクターが徐々に成長していくところが読む人の心をくすぐります。
ドラえもんで有名な藤子先生代表作のひとつ、超能力美少女を描いた1話完結型の少し不思議な話です。主人公の魔美の可愛さもさることながら、1話1話が起承転結がはっきりしており、非常にわかりやすい話です。ただ子供向けの作品のため、そこまで重みのある話は少ないです。
そんな中で、この巻で一番気になった話は、「ここほれフヤンフヤン」不動産会社に騙されて欠陥住宅をつかまされるが、その土地に財宝が発掘され何とか解決という話だ。
別の記事で書いたが私も家を買う時に悪徳不動産屋に騙されかなり手痛い目にあった、この漫画である通り、向こうが悪かったとしても簡単に解決できるものではない、こういった話は30年前からあるにもかかわらず、消費者を保護される仕組みはいまだに進化していない・・・・、前の巻の捨て犬問題は改善傾向にあるのに、不動産問題は解決傾向に動いていない、犬の命より、人の家の方がおろそかにされているのはなんとも悲しい話だ。
一時期流行したゾンビ系の、パニックホラー作品となります。子供のみに感染するウイルスのパンデミックにより混乱に陥った世界での作品となります。
この作品は、ゾンビのように感染者が単純に攻撃性を高めるだけでなく、様々な特殊り能力を持って人を襲う、超能力系の作品に発展させようと動くのですが、能力が何とも微妙で、かつキャラクターもあまり魅力がなく、グダグダな感じで話が進んでいきます。ラストも広げた風呂敷を回収しきれず、中途半端に話が終わっていきます。同じ作者の前作「超人類6」と比べても物足りない作品となっています。この作者の作品すべて読んでいますが、だんだん先細りしていく感じが悲しいです。あと、画力があんまり成長しないなと・・・・・
銀座で寿司を営む柳寿司の3代目が日々営業行う、人情もの寿司物語、30年近い連載を続けているが、そこまで有名ではない長寿作品です。
この作品の面白いところは、何点かありますが特に注目いただきたい点は長寿連載ですが、連載中の都市の流れ方が現実の年齢とリンクしており、実際にマンガの中のキャラクターが成長しているとともに、当時の時代背景を思い出させるのが非常に魅力的です。
この66巻は2012年当時に掲載された作品が収録されていますが、その中で一番注目する話は「サンマの握りずし」でしょう。ご存じのとおり、現在2023年の秋には、サンマは不漁かつ、他国でもサンマの需要が上がっており、価格上昇とともに、市場に回るサンマの品質も非常に悪くなっています。50巻でもサンマの話があり、どちらでも、安く人気のある魚として扱われていますが、現状のサンマの状況が続くと、サンマは世間に見向きもされない魚に代わっていくでしょう。この巻ででてくる、イワシももとは大衆魚でしたが、年々価格が上がり品質が落ちてきていると聞きます。イワシは種類が多いため一概にわかりにくくなっていますが、サンマは現時点では種類がないと思っていますが、そのうちサンマに似た魚がサンマとして店先に並ぶ日も遠くはないのかもしれません。
ドラえもんで有名な藤子・F・不二雄の作品エスパー魔美です。
主人公の女子中学生が急に蝶野力に目覚めそれを正しい方向に使っていこうとする作品
パッと考えると今でこそすごい人気が出そうな設定だがリメイクの話は全く聞いたことがない
一応2002年にNHKで実写ドラマ化されているが、今こそネットフリックスあたりでリメイクをしてくれないかと思う。ロリコン志向の強い現代で非常に刺さる作品となるだろう。
それとも流石に中学生のヌードモデル設定が厳しいのだろうか?
この巻でも、他の巻同様に一話完結型の、起承転結のはっきりした作品が掲載されている。
藤子・F・不二雄らしく、ある程度勧善懲悪で、きれいに話がまとまった作品ばかりだ。
その中で今回の巻で一番気になる話は一番最後に掲載されている「サマードッグ」という話が心に残る。簡単にいうと野良犬問題に対して、超能力で立ち向かうという、昭和で大きく社会問題になった事件で、他の漫画でも似たような話をよく見かける。
そして、どの漫画でもほとんど同じような落ちなのだが、個別の問題は解決するが、この社会問題自体はとめることができなかったという落ちである。このエスパー魔美でも同じような落ちで終わるのだが、現実には環境省のデータでは、野良犬の駆除件数は、昭和後半から平成にかけて大幅に減少をしている。こういった様々なメディアで問題定義された結果が実を結んだのであろう、もちろんゼロになることはないが、すでに大きく改善されている、こいった歴史の動きを見るうえでも今こそ読んでほしい昭和の名作といえるだろう。
色々ありまして2年ぶりのアップです。
地元がジャパンを書いた林先生の、ギャグマンガです。
主人公がとある事故でロボットに勝手に改造され、日常を送るドタバタコメディです。
よくあるパターンのギャグマンガですね。
残念ながらこの作品は、わずかで二巻で打ち切りという悲しい作品です。
この漫画で一番の注目点は、学園ギャグマンガというありきたりな設定です。
学園マンガというのは、時の流れや、設定などをどのように決めるのかがどなたも丁寧にやっているケースが多いです。例えばきっちりシーズンネタをやったり、実際の時の流れと違っても、ちゃんと順番にやったり、1年を何回もグルグル回していたり、「それでも町は廻っている」という作品のように、掲載順番はめちゃくちゃだが、実際にちゃんと詳細な時が刻まれていたりと、様々な手法があるのが特徴ですが、
おそらく打ち切りが決まったか、リーチがかかったであろう、11話から展開がとにかくめちゃくちゃになる。ブッコワレギャグマンガにふさわしい無茶苦茶っぷりだ。
ギャグマンガ好きの人は、最終巻の2巻だけでも是非見ていただきたい。
本日はマンガのレビューです。
対象の作品はマガジンにて2008年から5年程度連載をしていた
エデンの檻というサバイバルマンガです。
簡単にストーリーを説明すると
修学旅行の帰りの飛行機に乗っていた高校生を中心にした乗客が
飛行機事故で遭難をし、謎の無人島でサバイバルをしていく。
火お越し、食料調達、水の調達といった単純なサバイバル要素は少なく
それよりも謎の島にでてくる、絶滅動物とのバトルと
島に置ける謎解きがストーリーの中心になっています。
作品のできは非常にいいです、格キャラクターも魅力的
絵は若干軽いですが安定しており見やすいです。
特にこのマンガが優秀なのは島の謎を解く複線がバランスよく配置されており
島を色々探索していく中で20巻も続くのに大きい雰囲気はぶれずに最後までいってくれます。
ここから先の感想はネタバレとなりますので自己責任で
このマンガを私は高く評価しています
一番の評価ポイントはラストのまとめ方です
これは世間的には賛否両論あるようですが
本当にいいラストとなっています。
ストーリー上メインの謎、
何故謎の島に漂流したのか
島の絶滅動物は何故いるのか
一体誰が仕組んだことなのか
マンガ上ではこの三つの謎は1つしか解き明かされません
また、1巻から多くの複線がありましたが、多くの複線は改修されずじまいでした
優秀なマンガは読んでいるときだけでなく
読み終わった後にいかに想像できるかが鍵になるかと思います。
その読者の想像力をうまく思い起こさせるラストでした
ラストのストーリーを簡単に説明すると
主人公達の遭難した飛行機は実は周りから一切発見されず
残された家族は絶望のふちにたたされます
その絶望の中、弔いをかねて主人公達のお墓代わりに
主人公達が失踪したポイントに人口島を作成し
遺伝子操作した生き物達を放ちました
その島の未来に主人公たちは存在していました。
その真実に築いた主人公たちはその真実を知った上で島からの脱出を試みるところで終わります。
主人公はタイムスリップして未来にいったのか
それとも技術によるクローンだったのか
島は荒廃していいたが、何故荒廃していたのか
世界はどうなってしまっていたのか
そこらへんの謎は一切解き明かしません
考察サイトも何個も発見されるぐらい皆想像力をかきたられるラストでした
ここまで読んだ方はあえてこの後新規で買うことはないかと思いますがお勧めの一冊です。
本日はマンガのレビューです
簡単にストーリーを説明すると
アイリウムという1粒のむと1日の記憶をなくす薬に関するオムニバス形式の物語です。
おもしろいのはこの薬を飲むと過去の記憶ではなく
未来の記憶、これから起きる1日を消すという効果で
本人からすると1粒のむと急に明日になってしまうという状態になります。
最初にこのマンガを読んだときにはピントきませんでしたが
何度か読むごとに心理が理解できてくるようになり
なんとも奥深い作品です
おそらく辛いことがあった人が読むとより楽しめる作品になっているかと思います。
最終話だけ蛇足のような作品です
皆川先生の代表作であるアクション大作です
今で言うところの異能力バトル物なのですが
この作品がそこらへんの作品と大きく違うのは
基本的にこの作品では異能力に否定的なところです
主人公たちは得た能力に振り回され能力を解放したことによって
大きな後悔をすることになります
もちろん異能力バトルものなので
その力を使った戦いもよく行いますが
異能力だけに頼るのこと避けます
ラスト企画のバトルでは異能力が封じられてしまいますが
主人公たちはそのハンデをものともしません
このマンガの名言「力がほしいか、くれてやる」
という台詞改めて力とは何かを考える作品です
ジャンプでホラーの一時代を築いた作品のリメイクとなります。
基本的には前作のアウターゾーン同様
オムニバス形式の一話完結型ホラーマンガとなります。
動くリカちゃん人形、黒妖精等少年達に様々なトラウマを植えつけましたが
この作品だいたいの話がもとになった話があり
子供であればモトの話も知らないのでよかったのですが
大人になってから見るとほとんど有名な話ばかりで
あまり優秀な作品とは言いがたいです
そもそもストーリーテラーの名前が映画ミザリーからきています
近作はよくいえば前作の雰囲気をかもしだした作品ですが
悪く言えば前作から10年以上たっているのにもかかわらず進歩がありません
前作ファンの方も思い出のままとっていたほうがいいかもしれません
デビルマンの他作家におけるスピンオフです
正直他作家によるスピンオフはあまりお勧めできないものが多いのですが
この作品はその中ではあたりの部類に入るかと思います。
作品は大きく2部構成になっており
悪魔シレーヌの過去話
原作のミキが死んでからデビルマン軍団結成までのミッシングリンクです
この作品は完成度が高いため説明に非常に困ります
正直ファンなら買いの一手です
逆にファンでないなら買ってもわけわからないのでやめましょう
松田洋子先生のマンガです
ストーリーは主人公相羽奈美のストーカーである男性が事故に会うところから始まります
気が付けばタイトルどおりの相羽奈美の犬に生まれ変わります。
そこから奇妙な共同生活が始まっていきます
ストーリー自体はありきたりなものですが
松田先生独自の魅力、というより欲望にまみれた汚い人間模様があふれています
人間の汚い部分を見たい人にはお勧めの作品です。
ママゴトの松田先生による短編集のような作品です
赤い文化住宅の初子
映画にもなった広島の若者の青春グラフィティです
非常に評価に難しい作品です
読んでもらうしか判断付かないでしょう
PAINT IT BLUE
松田先生の作品では唯一になる男性が主人公の作品となります。
内容は同じく広島を舞台にした若者の青春グラフィティです
こちらも評価は難しくよんでいただくしかない作品です。
メダカボックスの西尾維新先生による複数の漫画家による短編集です
どれも珠玉の一作でお勧めの短編集となります。
娘入り箱 暁月あきら
メダカボックスのコンビによる一作
ある日道端に箱に捨てられた少女でであった不良の話です
予想の付かない展開にい人ばかりの登場人物
心あったまる話です。
RKD-EK9 小畑健
デスノートの小畑先生の作品
天国が証明された社会、天国に行くってどういうこと?という不思議な作品
「何までなら殺せる?」 池田晃久
禁じられた遊びのような作品です。
ハンガーストライキ! 福島鉄平
さむらいうさぎの福島先生の作品
強化されたスーツを着て戦う少女達彼女達の目指すものは
キャラクターが非常に魅力的な一作です。
恋ある道具屋 山川あいじ
アウターゾーンのような作品です
魔法のアイテムの使い方は・・・・・
オフサイドを教えて 中山敦支
オフサイドのルールについて考える少女の作品です
どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い 中村光
聖お兄さんの中村先生の作品です
何でも願い事を叶える大会に優勝した主人公の願いを叶えるにあたるまでの物語
非常に主人公の気持ちがよくわかります
僕らは雑には学ばない 河下水希
いちご100%の河下先生の作品です
この中では一番つまらないかも・・・・
友達以内同盟
二人の少女の日常物語
なんともいえないテンポです。
ふうらい姉妹の長崎先生による短編集です
ふうらい姉妹で人気が出たためデビュー前の作品を
寄せ集めた短編集ですので
一部読むに耐えないものもあります
面白い作品も入っていますが、ファン以外はお勧めできません。
・おもちゃの学校
奇人ばっかりのクラスに転校してしまった話
・ボッちゃま
ボンボンの日常
・紙一重りんちゃん
紙一重なりんちゃんの四コママンガ
・森の女神ちゃま
森の女神の四コママンガ
・そそうえくん
ねじが3本ぐらいぬけているサラリーマンそそうえくんの日常四コマ
・面接怖い!!
面接を受けた2人の駄目人間の話
現実であればどちらも受からないですが
この作者は社会に対してトラウマがあるようです
・台所で夜人形が
動きだした人形の話
・宇宙人の店
意味がわからんです
・神様とお子
神様がある少年の願いをかなえます
ちょっと悲しいお話
・筆おろし望先生
書道家とアナウンサーの謎四コマ、結構笑えます