減刑

世の中では日々犯罪が起きている
その犯罪の多くは犯人の身勝手からおきているものが多いが
必ずしも身勝手におきているわけでなく
どうしても避けられず犯罪に手を染めてしまうこともある

例えば有名なコピペで
年老いた母親が障碍者の息子の将来に悲観して息子を絞め殺してしまうという事件だが
このような内容に対してよく、減刑が望まれる
私も心情的には減刑を望みたいところだが
このような人に対して減刑することが本当に本人の幸福なのだろうか?
極端な話仮にこの人を無罪にしてしまうとする
その時この女性は残りの余生を日々、息子を殺したことに悩み続け生きていくことになり
日々の生活を楽しむことも出来ないだろうし
必ずしも世間の皆がそのことに対して理解があるわけではないので
本人自身が帰って苦しむことになってしまうのではないだろうか
逆に刑務所の中で刑に服していれば多少なりとも気がまぎれるのではないだろうか

また、仮にこの母親が本心では息子を疎ましく思っており
それゆえに身勝手で殺したとしたのであったときには
減刑してしまったことにより、
引き続き身勝手な人生を送ってしまうのではないだろうか

結局どちらにせよ、減刑をすることにあまり意味がないように思われる

そもそも、その人間がやもえず起こした犯罪なのか
それとも計画的に起こした犯罪なのかは
人には永遠に見極めることは出来ないだろう
人が人を裁くことは本当に困難である

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