ケンシロウによろしく 8 ジャスミン・ギュ

幼き頃の復讐を果たすため、ケンシロウになり切った主人公が指圧で様々人を幸せにするギャグマンガです。

この8巻で最終巻となりますが、本作品6巻から実質二部となっており、そこから急激に勢いが減り、そのまま打ち切りになったような流れです。
一部がメインストーリーの幼き頃の復讐へんで、第二部がよくわからない適役がでてきてその対決のような展開かと思いきや、あんまりよく戦っていないという、本当によくわからない展開でした。特にこの最終巻では、前回7巻で雷に打たれたところからのヒキの続きで、最初7巻のラストが思い出せないぐらいわけのわからん展開からスタートします。
また、最終回に向けての折り畳みがなんともよくわからず、おそらくこの作品の一番の敗因は凶一というキャラクターの出来が悪かったことにあると思われます。
この敵役が徐々に正体を現していくが最初は謎だらけというところからスタートしていくのですが、本当によくわからないた、ついていけない人も多かったのではと思われます。極端な話全ての設定を理解したうえでも、特に魅力的ではなく、なんとも中途半端な展開でした。

ともあれ最終回2話前からの折り畳みはすごく、最終的には大団円のきれいな終わり方をします。全8巻という適度な量も含め名作としても完結が出ている作品です。

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