お笑いの神様 松浦 聡彦 ダンカン

タケシ軍団のダンカンさん原作による
お笑いをテーマにしたマンガです
以前レビューした「シチサンメガネ」と違い
笑いの技法云々よりそれを目指す人間の努力下済み
目指す課程のサクセスストーリーがメインとなっており
ギャグは多少ありますが
ギャグマンガとして期待して買ってしまうとハズレになってしまいますが
泥臭いサクセススーリーとして面白いです
また劇中に元となっている芸人、タレントがおり
ビートたけしヨイショされすぎ(実際もすごいんでしょううけど)
見たいな事を思うのでしょう

欠点があるとすれば
主人公がブレイクするきっかけのギャグが面白くないので
ストーリーに違和感を覚えるときが多いです

現実の芸人でも面白くないウケタ一発芸というのが多いので
リアルといえばリアルなのですが・・・

お坊サンバ!! 飯島 浩介

なくなった108の玉を捜すドラゴンボールのようなギャグマンガ

どちらかというと対象年齢層は低めですが
勢いはかなりあります

絵は結構きついですが
読むと思わずはまってしまう勢いがありますので
お試しで読むのはありだと思います

前半と後半ではギャグのテンションが違うので
もったいない人は順番バラバラで読むのもアリです
ストーリーはあってないようなので
途中から読んでも大丈夫です

つーか中身がない

荒川アンダー ザ ブリッジ 中村 光

タイトルどおり荒川の橋の下を舞台に繰り広げられる
はちゃめちゃラブコメです

ある青年実業家が電波少女に恋をする話です

簡単に説明文をかきましたが
おそらく文章どおりに受け止めると
読んだときに創造していたものとだいぶ差異がでるでしょう

ノリは学芸会の悪ふざけといったノリで
各キャラ全てむちゃくちゃです

アニメ、ドラマと人気はあるようなので
気になる人は友人で持ってる人に借りるのもひとつの手でしょう

ウシハル ゴトウ ユキコ

なぜか飼ってる牛が巨乳のお姉さんに見えるようになってしまった主人公
その主人公のモンモンとした日々をエロく描いているマンガです

どちらかというと直接的エロではなく
フェチ的エロ要素の多いマンガです

いい年した大人にはお勧めできませんが
ほどほどのエロを求める方
ケモナー好きの方は買ってもいいのではないでしょうか

アオイホノオ 島本 和彦

島本先生の有名キャラホノオモエルの若き日の青春(?)物語です

将来マンガ家になる主人公の若き専門学校の時代の話です

このマンガですがフィクションであることを強調されています
このマンガの前身的マンガ「燃えよペン」のときからそうでしたが

明らかに作者がモデルになっていて
燃えよペンの時にはあとがきで
この話を書いたときの作者が具体的にこういったエピソードがあった
という話が書かれているのですが
今のところこのマンガではそういったところは描かれていません
だがあなたの経歴と一緒でしょうといいたくなる設定で書かれている

同期の生徒では有名な庵野 秀明が出てきたり
当時の連載マンガの作者の感想がそのまま書いてあったり

特に同じ小学館系の大物作者高橋留美子先生、あだち充先生などに関しては
ほめてるのか、けなしてるのかわからない描写でかかれています

単行本の帯にも両先生のコメントがあります
燃えよペンに比べれば正直面白くはありませんが
時代背景もかなりリアルに書かれているので
作者と同年代の人にはより面白く感じられるはずですので
現在40歳~50歳前後の人にはお勧めです

兄ふんじゃった! 小笠原 真

サンデーにて連載していたギャグマンガ
兄と弟の掛け合いが面白いです

作者のデビュー作なので
作風がまったく安定していないです
逆にギャグマンガなのでそれがあきが来ないと思いきや

1話のページ数が少なく
作者の引き出しもすくないので
全8巻の間には飽きてしまうと思うので
買うにしても一挙買いはお勧めしないです

王様はロバ―はったり帝国の逆襲 なにわ 小吉

ジャンプに乗っていたギャグマンガ
色々なネタのギャグ満載

昔話のもしもネタ
日々の生活のもしもネタ
謎の新ゲーム
謎の発明
作者の妄想

等々の不思議なテンポのネタ満載

又コミック最終巻にはサブタイトルの謎が・・・・

コミック合間にあった「裏王ロバ」
是非とも青年誌で正式発表お願いしたいです

熱いぜ辺ちゃん 福本 伸行

福本先生といえば「カイジ」「アカギ」といったマンガが有名で
ダークなイメージが強いですが

このマンガのあとがきになるように
作者自身はこういったがむしゃらになれる馬鹿が大好きだそうです

カイジや天もそういった片鱗が見えると思いますが
このマンガは福本先生の熱さがマックスにでてきます

簡単に話を説明すると
麻雀が大好きだけど下手な主人公が
どたばたもがいてがんばっていく話です

特にこの話で一番心に残っているのが
後一回しかツモがない状況でリーチをかけるシーンです
その理由について主人公は
「だってこうすると後一回のツモが楽しみでしょう」

お金のかかった麻雀でここまでのめりこんで楽しめる麻雀狂

カイジやアカギでは見ることができない
福本先生の熱さがみれるのはこのマンガだけです

あずまんが大王 あずまきよひこ

萌え四コマの決定版といえばこのマンガ
このマンガのヒット以降
萌え+四コマ=萌え4コマ
という新たなジャンルを生み出したマンガです

ただその点で大きく異論があるのが
このあずまんが大王は4コマとしても
非常に面白いマンガだったということです

マンガにとって絵も面白さの重要なファクター
のひとつであることは間違いないことですが
おそらくこのあずまんが大王に使われたネタであれば
違うマンガ家が書いても評価の高いマンガになったでしょう
その証拠に多くの他のマンガにて
まったく同じネタを使っているのを見たことがあります

それに対しその後萌え4コマでは
おそらく絵が違えばヒットに結びつかなかったマンガが多くあると思います
ちょっと前に大ヒットになった「けいおん!」も四コママンガとしての
完成度は正直言ってかなり低かったと思います
(萌え4コマとしての完成度は又別の話です)

後の四コママンガに大きな影響を与えたあずまんが大王
今見ても笑ってしまいます
4コマ好きも、萌え好きもきっと満足のいくマンガです

尾玉なみえ短編集 脳酸球 尾玉 なみえ

打ち切り界の女王尾玉なみえ先生の短編集です。

サラリーマンと人妻の不思議な空間
「燃えよセールス」
サルと人の交流を描いた
「サルっ子ペペ」
その他ちょっとした短編2本におまけマンガ

全体的にいつもの尾玉なみえ先生の作風です
シモネタとくだらないネタのあわせ技です

それよりもこの本で私が一番笑ったのは本の横です

これはネタ晴らし無しにしておくので、
気になった方は本屋にあったとき見るか
買って下さい

「毎度ありーーーーー」

イフリート 吉田 正紀

組織に改造され通常の生活を送れなくなった2人が
能力を使って事件を解決していきます

炎と氷、明と暗、男と女
おやっさん的なキャラ等々
設定、出てくるキャラたちすべてがベタですが
絵もシンプルで読みやすく
あっと今に読み終わってしまうでしょう

おそらく意外な展開はまったくないですが安心して読むことができます
全9巻ですがだれないちょうどいいところで終わっています

女ヒエラルキー底辺少女 鈴木 詩子

女性特有のいやらしさが垣間見えるこのマンガ
タイトルのとおり女性どおしのランク付けがテーマです

作者の実体験のようにも見えますがそこは触れないでおきます

陰湿ないじめもある話ですが
主人公の独特のきれっぷりでスカッと話は終わります

巻末にはちょっとエロイ短編が2本載ってます

新品で買うにはちょっと高く感じます

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上を向いて歩こう むつ 利之

いわずと知れた名作名門!第三野球部の続編です。
このレビューを書く上で一番大事なのが
このマンガ全3巻なんですが
実は最終回と最終回前は単行本未収録です

なので当時私は単行本でまとめて読む派だったので
未だに最終回と最終回前の話を見たことがありません

おそらく私以外にもそういった理由で最後を見たことない人が多いのではないでしょうか?

ちなみに別にも名作名門!第三野球部の続編があって
復活!!第三野球部もありますが
両方とも話が矛盾するのでおそらく
この「上も向いて歩こう」はおそらくなかったことになってます

むつ利之の黒歴史あんまり読む価値はないです
ちなみに復活!!第三野球部も打ち切りで終わります
一応↓に最終回のネタバレ書きますが
友達からどんな話か聞いただけのネタバレなので内容は保障しません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肩を壊したと思った上杉輪ですが
肩を治して大リーグに行きました

 

エスパークススタンダード・エディション

買うなよ、買うなよ、本当に買うなよ

(ノ ゚Д゚)ノ ======= ┻━━┻


昔ノート、カンペン、下敷きなどに書いてあった
マンガエスパークスの冒険を1冊の本にまとめたものです
子供の頃はすごく面白く感じましたが・・・・

思いでは思い出のままにとっておけ
3,000円は大金だぞ

でも貼る

おぼっちゃまくん 小林よしのり

俺が子供の頃にこの漫画を読んでなかったやつは一人もいなかった

漫画がアニメ化したとき裏番組でドラクエをやっててみようとしたら

親父がおぼっちゃまくんにチャンネルを変えたほどだった

ただ小学生のうちにブームが去ってしまい

最終回まで見ていた人間はほとんどいないのではないだろうか

かくいう俺も最終回をみたのは20歳を超えてからだった

当時はamazonとかそんな便利なものがなくて

手に入れるのに4,5年かかった

有名だけど一応どんな漫画かと説明すると

ドラえもんでいうとスネオが主人公のマンガです

あのポジションのキャラは基本的に主人公に持ってくるのが

当時としては(今でも?)斬新で

かなりの衝撃を与えたマンガだった

又、少年漫画のお約束としてある程度きれいに話をまとめようとする中

欲望むき出しのままオチをつける

(アニメ版では結構直されてました)

元々このマンガのできた理由が

作者の願望をかなえるために作ったマンガだとのことです

そのため主人公の語尾の「ばぁい」は

作者の出身の博多弁の語尾につける「ばい」からきていると思われます

ちなみに最終回は意外につまらなかった

(つーか打ち切り?)

一応作者的には第一部完でのちのち出した本で続きを書いてたけどいまいちだったな

当時のよしりんがすごかったのか、俺がふけたのか未だに本棚にあるけどついつい読んじゃうな